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あれから一年 [図書館]

職場の配置換えも一転二転しています。
これが通常なのか、異常事態なのか採用1年目の私には判断できない。

非正規で補充しようとしていた管理職のポジュションは案の定、適任
者がいなくて保留のまま新年度を迎えます。とりあえず隣の課の課長
が兼任するらしい。
そんなんでうちの課はトップ不在(←兼任)、その下の職員は私と同期
のコ(←昨年新卒)、その下につく非正規3人のうちひとりは私(昨年
採用)、ひとりは2月に来たばかりの若手女子(←スペック高め)、ひと
りは定年退職するシニアの男性のかわりに新規採用されるの新人(←未知数)
、さらにその下に昨年から空いていた障がい者枠に1人(←先週から研修
にきてるのだけど心配)という6人体制で新年度を迎えます。

隣の課もそのまた隣の課も経験者はみんな任期満了で退職もしくは異動。
その方々は3月末ともなるともう出勤してこないです。転職活動とか
有給消化とかで。で、私は昨年あまりしゃべることのなかった新卒のコ
と暖房の効かないカウンターでストーブで暖をとりながら、毎日のように
私たち来月からどうなっちゃうんだろうって話ています。
そのコなんて入社2人目で指導してくれる上司がいなくなっちゃうという。
でもなるようにしかならないよねって。「原則はかえない」「上司に相談
しても多分わからないのでこちらである程度調べて判断を仰ぐ」などなど。
頼るべきものは2月に退職した非正規フルタイムさんが残した引継ぎファイ
ルや、そこここに貼り付けられたメモ。
色んな未解決案件解明してくれたので。

私もそのコもこれが普通な状態なのか異常なのかわからないんだよね。
たまたま任期満了が重なっただけなのか、それとも人手不足の影響なのか。
でも嘆いていてもしかたない。

逆に私は人が替わる今でなきゃできないことをやらなければと考えた。
私が期待していたのは採用一年目面接のときに「もっと担当業務を増やして
欲しい」と訴えたその回答。
でも先日、シニアの男性の後任が決まり、その方には以前シニアの方が担当
していた仕事を引き継ぐことになったと伝えられた。私が耳にしていた「今度
来る人は司書ではないかも」なので「購入雑誌の受け入れは○○さん←私にお
願いするかも」という話はどうやらチャラになったらしい。
私はちょっと待てい!って思ったけど、一晩じっくり考えた。

私が一年間担当した寄贈雑誌の受け入れはそもそも月刊だったり季刊だったり
で冊数が少ない。対して購入雑誌は週刊誌が多いので必ず月・木と週二回は受
け入れ作業がある。さらにコロナ禍で廃止された雑誌コーナーが来年度から復活
するらしい。私は雑誌の受け入れ、差し替えは前職でやってきたので雑誌コーナ
ーの整備はできると思った。
人が替わるこのタイミングを逃してしまうとその仕事は私の任期中には回って
こないだろう。言うなら今だと。

なので翌日、異動・引継ぎ騒ぎのドサクサに紛れて「私が今のうちに購入雑誌の
の受け入れを〇〇さん(←シニアの方)から引き継ぎ、寄贈雑誌の引継ぎは私が
新年度新しい方にします」と提案してみた。
さらに雑誌コーナーの準備を始めてもしていいですか?って。この提案はすぐ
に通って(みんなそれどころでないので)その昔、”こんな仕事だったら毎日やり
たい”って願った雑誌装備の仕事を担当することになったのでした。
すごく楽しみだしワクワクしている。ああしようこうしようと考えて朝目が覚めて
しまうくらいに。

突然の解雇劇から一年。非正規で任期があることを嘆くより、こうしてその利点
を活かし、もっと貪欲に自分のやりたいことやって「次」にいくこと考えよう。
残り4年を楽しく過ごしたいって思う。

そしてさらにビックニュース!
この2月そして3月に退職する非正規フルタイムの2人は揃って某国立大学図書館へ
の転職が決まりました。私が4年前辞退した図書館です。世間は狭いもんです。
そもそも今の職場の職員もそこからの天下り、出向で成り立っているので多分どこ
かでつながっているのでしょう。あの時自分にはもう縁のないものと諦めた世界は
実はすぐ近くにあった。もしかしたら4年後にそのチャンスがまた巡ってくるかも
しれない。だって「替えはいくらでもいる」が前提だから。
その市場にいさえすれば需要はあるはず。

新しい旅のお供[わーい(嬉しい顔)]
ペットボトルと傘を立てていれるポケットが内側外側に
ついていることが絶対条件でした
IMG20240320144622.jpg
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