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実家とか親とか猫のこととか② [猫]

さて問題はママ猫。3匹の捕獲後、私はかねてから猫を飼うことを
勧めてきた実家に電話した。母がでたけど「お父さんが絶対ダメ
だって」ってけんもほろろ。んで翌日、実家に行ってスマホの写真
見せながら私の捕獲劇を熱弁ふるって説明したきた。そしたら父は
「母猫はうちで面倒みる」とOK出してくれたのでした。
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以前からずっと書いていますが、父は猫飼うことOKだったのです。
ただわざわざ出向いた譲渡会で保護主さんたちに脱走対策の必要性
を力説され、それが納得できずにいたのです。保護主さんが脱走
対策の設置まで申し出てくれたのに、余計なことするな、な態度で
猫を飼う計画は頓挫。
なので今回の猫は私が捕獲した私に所有権がある猫と知り、だったら
飼うと。そしてこちらもフットワークも軽く、(むしろ相談して
欲しかった)早速ケージを購入。ママちゃん退院のその日には猫部屋
準備してくれたのでした。
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猫引き渡しの時は私も実家に行きました。父と保護主さんは譲渡会で
脱走対策で揉めているので、ヒヤヒヤしましたが、父はちゃんと保護主
さんを家に招きいれ、お茶まで出してくれたのでホッとした。

、、、でもその翌日には保護主さんから耳の痛いメールが来たんだよね。
あのケージでは狭すぎる。一見したところ猫を飼う環境ではない。
いい未来を思い浮かべられない。よかったらケージを貸しましょうか。
良かったら引き取りましょうか。などなど「猫ファーストの立場から
言わせて頂きました」と。この方ブログを読むと少しでも不安を感じ
た里親さんからは押しかけていって猫を奪い返したりしているので
私はその日から色々不安になった。

私もこの保護主さんの言うことは納得なのです。確かにケージ狭いし、
猫部屋だけでなく、家全体がものであふれていて脱走対策どころでない。
、、、そして一番の問題は父ではなく、はたまた猫でもなく、母。
母はすでに言っても理解してくれる段階を過ぎてしまい、何度言っても
ケージのカバーを外す、隠れるためにいれた箱を出してしまう、
扇風機の風を直接あてる、を繰り返すのです。私も旦那も2度目に
来た時はあまりに猫が可哀そうで持ち帰ろうと思った。

でもうちに来てどうなる?うちには気難しい、やはりお母さん猫の
さくらちゃんがいる。さくらちゃんのストレス考えたら大人猫は無理。
子猫でそれもオスなら受け入れてくれそうだけど、メス同士は修羅場
になる可能性がある。そもそもうちはマンション。今までの経験で
3匹がマックス。いざ何かが起きた時、人間3人が持ち出せる数も3匹。


今ママちゃんのケージのある2階の和室はもと祖父母の部屋で、今は
仏壇があるだけの部屋。私も実家に帰るとここで寝泊りしていた。
隣は母の部屋で、母はいつも堺の引き戸をあけたままにして和室のテレビ
を見ている。おかげで和室はエアコンがなくても母の部屋のエアコンの
風が入るようになっている。猫部屋としては最適だと私は思ったのです。
ここの窓はほとんど開けることもないし、少し物を片付ければ猫を
フリーにできるかと。

保護主さんの気持ちもわかるけど、それでも私は保護部屋生活&里親探し
するよりは、この部屋のほうがまだましなのでは?思うのです。ケージが
狭くて可哀そうっていうけど、保護部屋はもっと狭いうえに他の猫と相部屋。
遊んでもらえる時間も限られている。そして毎週のように譲渡会に連れて
いかれ、そこで何時間も晒しものにされる。
正直、さくらちゃんをもらうと決めたのはこの子が1年以上も保護部屋にいて、
譲渡会の常連と知ったから。サキちゃんの兄弟たちはきっと貰い手あるだろう
けど、この子はないだろうと思った。そうボランティアの気持ちでもらった。
サキちゃんの面倒みてくれたらいいなとも思ったけど、結局シャーだった。
それでもさくらちゃんを手放そうとは思わなかった。
猫にとって環境が変わることが一番のストレスなので、このままずっとうち
にいていいんだよと伝えた。猫は人間の言葉がわかるから、約束は絶対守ら
なければ。

実家の父や母、兄たちも本当はもっと飼いやすい猫が欲しかっただろう。
だから母にもボランティアだと思ってこの子の面倒見て欲しいと言った。
いづれは私が引き取るからと。だってうちの両親長生きすると思うんだよね。
だったらなんか役に立つことしてって。家でできるボランティア。
ひどい娘(汗)その昔、埼玉に住んでいたとき、旅行に行くときは両親に
猫の餌やり頼んでた。両親ははるばる千葉から埼玉通い。さらに私が
再就職した時は息子の幼稚園の送り迎えは父の仕事だった。さらに夕飯
まで食べにいっていたすねかじりの私。
うちの両親はしっかりもので、実家に行っても私の手助けなんて必要と
していなのです。だったら私の手助けしてくれって。使えるものは親でも
使えって。でも自立した高齢者のほうが長生きするというから役割与えた
ほうがいいと思う。それに孫や猫を共同で育てることで関係が続くのでは
と思うのです。都合のいい持論ですが、、、
私は「猫ファースト」というより、人間と猫の「ウィンウィン」の関係が
理想かな。もちろん完全は平等なんて難しいけど、そこらへんは目をつぶり
つつ、相乗効果で幸せになって欲しいのです。
猫で生まれる会話とか、協力体制とか、癒しとか。、、、理想主義かな?

なので保護主さんには「お時間を下さい」とメールした。そしてインスタに
これ見よがしに「#3にゃんとも幸せプロジェクト」を立ち上げてきた。
まずはママちゃんの環境改善。
ケージを買ってきた父にいきなり、買い換えろとは言えず(いや言ったけど)
まずは棚井板増設。1階に爪とぎのハウスを置く。さらに部屋を片づけ、部屋
の真ん中にあったケージを部屋の隅に移動。仏壇の前だけど父は怒っていな
かった。それから母にわかるよう「カバーは開けない」「箱はとらない」
「扇風機の風は当てない」のふだを貼り付けた。
さらに猫ではなく、母を監視するための見張りカメラを仏壇に設置。
どんだけ鬼娘なの。
ホントはもっと猫仕様の部屋にしたいのだけど、父が「考えている」という
からしばらく待つ。
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そんなこんなの直後、父から「この猫はまったく懐かない。母も兄も猫の飼育
はもう無理と言っている」とのメールが届く。「保護主さんに引き取ってもら
っては?」「そちらの意見は?」と聞かれたので思い切って「ケージを大きく
して環境を変えては?ストレスがなくなればリラックスするのでは?」と
返事した。
だからまだ一か月も立っていないのに結論早すぎるんだって~~
外猫、それも母猫は警戒心が強く、懐くまで1年はかかるんだって~~
んで早速、打診に実家へ。父から「ケージ買い替え」の許可と母から「あと
一年は面倒見てやって」の了承、兄から「名前今日中につけて」の催促
してきた。
名前は子猫が「虎鉄(こてつ)」「月(つき)」なのでママもその系統で
と頼んだら、当初は「夏(なつ)」ちゃんだったのですが、親戚に夏子さん
がいるので却下、「そら」ちゃんになりました。

タグ:ママちゃん
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