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裏庭にて [猫]

今年の私の「壮大な目標」と、「ささやかな目標」を覚えていますか?
壮大過ぎるその目標はすでに3人の男子が叶えてくれました[ぴかぴか(新しい)]
ささやかな目標、それは北側の共有庭をお花でいっぱいにすることでした。
大規模修繕後、芝生を敷き、ブドウの木を植えたりハンギングバスケット
を置いてみたり、そしてこの冬フェンスの下にモッコウバラを窓の格子に
クレマチスの苗を植えました。一応共有庭なため勝手に植えたり置いたり
できないので、つる性の植物をフェンスに這わせる計画です。
防犯効果もブラインド効果もあるので。

6月にひょうの被害を受けるも、ブドウもモッコウバラもクレマチスもなん
とか枯れずに成長しています。裏庭の手入れは私の楽しみでもありました。

6月のある日、裏庭のその向こうの学生寮のベランダにキジトラの親子を発見。
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2匹の子猫を連れているよう。その後も度々子猫の声を耳にするようになる。
この辺はこの親子以外にも似たようなトラ柄の猫が生息していて、度々見かけ
ていた。このままでは子猫がどんどん増えてしまうと思い、さくらちゃんたち
の保護主さんに相談したところ、捕獲したほうが良いのではという話に。

その昔、ペット禁止の賃貸マンションをあっという間に猫屋敷にしてしまった
私。あの時も1階の角部屋で、ベランダでお花を植えたら鉢に猫が生えてきた
のだった(ほんとに)その猫、おこじょちゃんを筆頭に雌猫ばかり7匹の避妊
手術をしたのだった。あの頃、近所に知り合いもなく、フルタイムで仕事して
いて、捕獲器も車もなくて、私はどうやって捕獲したんだろ。なんか思い出せない。
近所から苦情がこないかヒヤヒヤしていたことは覚えている。
今のうちのマンションも敷地に猫よらずがまかれていたりで、動物を嫌がる住
民がいることは確か。餌付けなんて絶対できない。
そう思って今まで見て見ぬふりしてきたど、ここはなんとかしなくては。

その後、まるで不審者のように学生寮をオペラグラスで観察するようになった。
暑い日や大雨の日などもあり姿を見せない日もあり、焦った。
7月上旬再び親子の姿を確認、用意していた焼きガツオを隣の敷地に放り投
げる。鉄格子越しに食べ物を投げるとかアンネの日記のようだと思いながら。
絶対双方の防犯カメラに映ってるよね(汗)
ママ猫はしっかりそれをキャッチし、子猫に運んでいくのです。健気(涙)
ママ猫はまだ子猫
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この時初めて子猫の姿を確認。
めちゃ美形のアメショ柄
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臆病そうなサビちゃん
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2匹ともオメメパッチリで健康そう。カリカリも食べられるし乳離れしてる。
この日はみんながご馳走様のペロペロするのを確認した後、鍵をチャラチャラ
ならして見せて、ここに住んでいるよと猫たちに伝えた。
その後も同じ時間帯に猫たちが現れるように。そしてにゃんと、ママ猫とアメショ
のチビ太(オスだと判断)は裏庭に現れるように!
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裏庭に来るようなれば捕獲も可能と思い、保護主さんから捕獲器を二台
借してもらう段取りをつける。フットワークの軽い保護主さんはその日のうちに
捕獲器届けてくれました。
色々考えて、ママ猫だけを捕獲する事態は避けたいと思い、ビビりのサビ猫
(メスだと判断)がこちらに来られるようになるまで時間をかけて待とうと
決意。

その時は意外に早くやってきた。猫の気配で外に出てみると3匹で餌の催促
に来ていた!まず捕獲器に慣れてもらうため、マンションの廊下に捕獲器に
出し、その中で餌を食べさせた。ビビりのサビもアメショの後からやって
くるように。
その後、旦那と捕獲器のドアを遠隔で締める方法を研究。捕獲器の戸にヒモ
をつけて、廊下側の窓のなかからひっぱる練習をした。目指すは3匹同時
捕獲。

7月19日捕獲決行。朝は3匹が揃わず断念するも、その日の夕方再度決行。
捕獲器の奥に山盛りのカリカリの皿を置き、真ん中辺に少量のお皿を奥。
カツオは持っていかれるため食べるのに時間がかかるカリカリのほうが
時間が稼げる。最初に勇敢なアメショが捕獲器の中に。しばらく手前の
お皿を食べた後、奥のお皿に気づき、捕獲器の奥へ。その後ろからビビり
が捕獲器へ!しっぽまで完全に入る瞬間を待ち、旦那に合図。ヒモを引
いて捕獲成功!すぐ布を持って外に出てすばやく捕獲器回収。
子猫が騒がなかったため、ママ猫はまだ下にいる。もう一つの捕獲器に
より食欲のそそるカツオを置いて、今度は戸に仕掛けをせずに室内に
退避。最初のカツオは持ち去られたため、焦りで震えながらも二匹め
カツオは細かく砕いて捕獲器へ。直後、捕獲器の戸が閉まる音が。
3匹同時捕獲成功!
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これで失敗すると警戒して二度と来なくなると聞いていたので、決死の
捕獲劇でした。旦那がリモートワーク中、かつバレエ教室で陽性者が
出たため自分も自粛中だったため待ち伏せすることが出来ました。

この経験、新婚時代のマンションからこちらに引っ越ししてくるときの
おこじょちゃん、おかあちゃん、どーもちゃんの捕獲劇を思い出させた。
全ての荷物を運び出した後、猫を捕獲するためだけに素泊まりしたの
だった。翌朝現れた猫たちを家に招き入れ扉を閉め、旦那には外に
出て行ってもらい(どーもちゃんがビビりだったので)翌週帝王切開
が決まっていた妊婦の私は3匹を同時捕獲。ここで捕獲できなかったら
今生の別れだと覚悟して。
さて捕獲までの第一段階終了。続きは後日。

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