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発表会、過去、現在、未来 [バレエ]

2001年12月の前進座劇場での初舞台からなんと20年!
私は50になっても踊ってます!10年くらい舞台を離れていた旦那も復活して久しい。
そしてその全ての舞台を毎回必ず見に来てくれてるのが双子の姉。
これもまた記念すべきことです。だって姉以外、私たちの舞台を楽しみにしてくてる
人なんてもはや存在しないから(汗)誰か一人でもいいから知ってる人が見に来てくれ
るって励みになるもんです。今回は地元の舞台が改装中でいつもより交通の便の悪い
場所が会場だったのであまり積極的にお誘いしなかったのだけど、そんな中でも姉以外
やはりバレエやってるバレエ仲間と、教会で一緒に役員やってる羽生君ファンの方が
見に来てくれました♪
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ゲストは弾さん[目][目]

20年も舞台やってりゃいい加減色々うまくいくものです(笑)
まず体力配分に無理がなかった。前回と同じく2曲のうち1曲をキャラクターダンス=
ナボリにし、バキータもコールドだったし、バリエーションももっとも難易度の低い
ものを選びました。
前回のトロワは途中で結構キツかった。ずっと踊りっぱなしだったから。コールドは
同じくずっと舞台上にいるにしても、主役や他のパートが踊っている間はポーズをとっ
て休めるのです。順番に踊るのですごく楽です。
ポワントも1曲だけだったので足や靴のトラブル知らずだった。
本番までのリハーサル&自主練もやりすぎないよう、ペース配分に気を付けた。
基本密になる土日、夜レッスンは出ないで、ナポリチーム、パキータのペアとは
少なくとも週に一度は練習できるよう、レッスン後に顔を出したり(その時はポ
ワントは履かなかった)
1日やったら2日は休むようにして、本番前の一週間もそのペースを守った。

私は随分前にやめたのですが、バレエ教室の仲間たちはスタジオ近くの整骨院の
常連になっていて、本番の朝もみなそこでテーピングして本番に望んだそうです。
私がここに通うのやめたのはレッスン代と同じ金額払ってることに矛盾を感じた
から。故障するほどやらない。もし故障したら私はもっと直接的な治療するし。
整骨院じゃなくて整形外科行く。んでドカンと痛み止めとかトリガーポイント注射
打ってもらいます。もちろんケガ予防はしてます。これも痛い痛い経験上。
腰痛予防にテニスボールストレッチ、外反母趾予防にバンドしてます。ケガ予防に
足先にカイロ貼ってます。←ブーティーより効果あり。


うまくいったもうひとつの事はメイク&シニヨン。もう初勝利といってもいいくらい。
いつも満足のいく出来とはほど遠かったから。今回は本番前からメイクとシニヨンの
練習家でしました。お風呂に入る前の時間、洗面所にこもって徹底的にダブルラインの
練習した。今まで素材がダメなんだと思ってたけど、メイク道具きちんとしたもの揃える
とやっぱり違う。今回、色々教えてもらいながらメイクしました。シニヨンは昨年買った
付け毛で盛った。色々うまくいく出来でテンションあがった!
来年もメイク頑張るぞって楽しみできた♪
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ハプニング思い出した[あせあせ(飛び散る汗)]
本番前日の弾さんリハーサルのとき、先生に「髪茶色い」と指摘され、急遽
自分で黒く染めた[あせあせ(飛び散る汗)]

今回一番楽しかった瞬間①パキータコーダのソロパート②ナボリ③パキータバリエ
ーションの順です。どれも振付難しいものがなく、自信をもって本番に挑めました。
パキータは音楽そのものがもう「祭り」なのです。運動会なのです。アントレのスロー
パート、コーダのソロパート、ずっとやりたいと思っていた部分なので私のバレエ
人生に悔いなし(笑)自分にスポットライトが当たるのを楽しみながら踊れました。


ブルメイステル版「ナボリ」は各国の花嫁候補たちもロッドバルトの手先という
設定で、舞台下手にいるエア王子を挑発しながら踊ります(笑)
自分のリクエストで選んでもらった「ナボリ」だったけど、実は練習してる時
感じたのは「チャルダッシュのほうが楽しい」ということだった。「白鳥の湖」
のなかのキャラクターダンスのなかでもっとも明るく、テンション高いのが
「ナボリ」でもっとも地味なのが「チャルダッシュ」というイメージだったけど、
実際踊ってみたら「チャルダッシュ」、めっちゃ楽しかった。転調していくたび
にテンション上がった。ナポリは出だしからテンションマックスでトランペット
の奏でるメロディも華やかで、タンバリンのシャラシャラも賑やかで3幕の見どころ
のひとつだと思っていたのだけど、振付が少し幼稚だったせいかな~んかバレエっ
ぽくもキャラクターっぽくもなく、どうやったらかっこ良く踊れるのかさっぱり
わからず、イマイチ感を感じ始めていたのです。
でも今回のメンバー、すごく熱心で週一回は自主練してて、タンバリンの音も
ぴったり合うようなり、週に一回レッスン後に集まって先生に見てもらうように
していたら「すごくいい」という反応で、だんだん自信を持って踊れるようになっ
たのです。
本番一週間前くらいからはもう失敗する気がしなくなり、最初から最後まで
テンションマックスでも息が上がらなくなり、全身全力で走り切れるように
なった。ただただ楽しいという感情しかなかった。

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[るんるん]

大人バレエ、何をもって満足とするのか私はいつも考えるのですが、やはりこの成功
体験が大事なんだと思う。大人になっても。練習通りに出来たって満足感はほんとに
自分を満たしてくれる。ひとつのバリエーションを半年かけて練習し、本番思い通り
に踊れた。メイクもシニヨンもうまくいった。靴のトラブルもなかった。
この事実はしばらく私を満足させてくれそう。
あとはビデオ&写真を待つばかり♡そしてそれをに肴にみんで家飲み会やりたい。
あーだこーだ言いたい。

実は翌週にはすでにクリスマス会の課題曲が出され、さらに来年の発表会の日にち
まで発表され、あっという間に次のふりだしに戻っているという。
多分それじゃないと私たち飢えてしまうのだと思う。
このサイクルにハマってしまうと、常に何か練習していたい、何かの音楽とともに
ありたいって欲求が生まれてくるのです。まさに「音楽消費」ひとつの演目半年
かけて練習することこそ、音楽を所有する行為なのです。この部分はこう踊る、
ここはこうするって全て自分で考えたとおりに音楽を表現できるのが楽しい。
同じメンツで毎回持ち回りで違う演目踊ってるってほんとに懲りないヤツラです(笑)
20年前の「踊るアホウ」たちが地元にもいました。20年前の「24時間年中無休の
ダンススタジオ」近所にもありました。そしてなんと!同じ日の同じ時刻、
古巣のスタジオのみんなも文化祭で踊っていたんだって[わーい(嬉しい顔)]


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