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そして結局チャイコフスキー [バレエ]

7月25日(土)にあるはずだった発表会が9月13日(日)に延期されることが決まったのは
5月の半ばでした。
6月頭にリハーサルが再開され、不参加になった人、逆に公演がキャンセルとなり参加が決まった
ゲストダンサーなどの変動があり、演目が再調整されました。結果私は「韃靼人」をはずれ、
すでに振付練習中だった「チャルダッシュ」(白鳥の湖)に合流することが決まったのでした[目]


んでサクっと振付もらって衣装までお持ち帰りしてきました。(早っ)
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この衣装、チャルというよりマズルカ?「白鳥の湖」というより「コッペリア」?
さらに当初8人だったメンバーが16人に増えたため、衣装が足りずなぜか「バヤデール」
の衣装が追加調達されたといういう、、、。う~ん白鳥第3幕の重厚なイメージからだいぶ
離れているような、、、
こういう雰囲気→
(注:振付は違います)
衣装はツッコミどころ満載なのですが、見てこの楽しい踊り!
冒頭の物体ぶった雰囲気と後半のハイテンションぶりの対比、最高!
白鳥第3幕の舞踏会のシーンに出てくる各国のキャラクタ―ダンスはどれも逸脱。
どの曲も途中に2回転調し、アップテンポになって終わるのが見所。
私的に一番好なのが「ナポリ」(振付かわいい!)次に「スペイン」(←曲も振りもかっこいい!)
次に名曲「ルスカヤ」(ロシア)その次にくるのが「マズルカ」(ポーランド)で「チャルダッシュ」
(ハンガリー)は一番地味かな~って印象でしたが、そこはさすがにチャイコフスキー、最高に盛り
上がって終わります。トウシューズという足かせ(!?)もないし、キャラクターダンスの型は
ともかく、楽しく踊どれればいいかなあって感じです。ノルマというより思い切り楽しめそうな
ナンバーになりました。あれほどチャイコフスキーは踊らないと言いながら、思い切り楽しんでます。
チャイコフスキー音楽の魔法です。

なのでちゃっちゃと感染の広がる(!)新宿へキャラクターシューズを買いに行き、ついでにチャ
コットで赤のスカート買い、それに合わせるためのレオタードをネットで買いと芋づる式に散財。
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キャラクターシューズのベルベットは衣装のリボンと合うし、Yumikoのレオタードの肩の部分
の赤はスカートの色味とぴったり同じでした♪

幸い「ヴェンターナ」のメンバーは変更されませんでした!
自粛中は各自で練習、その後は先生が感染予防のため企画してくれた少人数レッスン+リハーサル
のおかげでサクサク練習が進み、本来の発表会の前日にあたる先週7月24日には一緒に踊る王子
(元プロ)の提案で自主中間発表!?をリハーサルでやりました。
最後のコーダが少々難所ですが、あと1か月もあれば克服できるのはないかと。
なによりもこの王子と組めて、自分ラッキーだったなあって思う。
現役の若手ダンサー(有料)とパ・ド・ドゥ踊るほどの余裕はない。でも女性ばかりのグループナン
バーより男性が入ったナンバーの方が選択肢が広がる。ならばトロワがいいという私の願いをかな
えてくれたのがスタジオ3人目となる男性メンバーの登場でした。

女性のグループだと、身長差とか実力差とかすごく目立つんだよね。踊りを揃えることにエネルギー
を使う。でも男性が入るとそこら辺がうまくごまかせるのです。しかもトロワなら一対一のパ・ド・
ドゥみたく密着する必要もないし、難易度の高いリフトとかプロムナードとかがない。せいぜい男性
の肩につかまってバランスとか、ジャンプのサポートくらい。ほんとそれくらいがシニアにはちょう
どいいのです。

昨年の男女6人の「ナポリ」は本当にちょうどいいナンバーだった。最初と最後が全員で、それぞれ
バリエーションががあり、そのつなぎに女性2人とか3人で踊る短いナンバーがあり、そこら辺の
構成が発表会にぴったり。
今回の「ヴェンターナ」はその短縮版。しかも同じくブルノンヴィル。
今回初組み合わせの元プロの王子は同世代で、テクニック的には若手プロのようなバリバリの超絶
技巧系というのではなく音楽性重視系、面長長身で見た目まんま王子。雰囲気もブルノンヴィル的。
かつて私がまんまバレリーナの美しい彼女の隣で相乗効果を期待して踊った「パキータ」の時のよう
に、きっと舞台で見栄えがすると思う♡

ちなみに、「チャルダッシュ」には旧「ナポリ」メンバーが全員入ってます。
前列男女2組が「ナポリ」メンバーの4人(含:私とだんな)なのです。
昨年あーだこーだやった6人とまた組めて嬉しいです[ぴかぴか(新しい)]
ぶっちゃけ発表会、延期になってよかった。練習が楽しいので7月に終わってしまったら後の半年
何を目標に生きていけばいいのかわからないから。長く練習できるのはウェルカムなのです。



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