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この春は前途多難 [日常生活]

毎年色んな春があるけれど、、
今年の春はは異常事態だね

やっぱり思い出すのは震災直後の春。あの時は原発事故の影響で電力不足に陥り、計画停電
という非常事態に。やっぱりスーパーは品薄になりイベントは中止された。
それと放射能が飛散し、様々な風評被害が広がった。
もちろんあの時の悲惨さとは比べ物にならないけど、今回のコロナ騒ぎはあの時以上に先が
見えず、被害がどれほど広がるかがわからない。


息子の卒業した小学校では毎年恒例の「卒業を祝うコンサート」が中止に。
昨年卒業した中学ではなんとボストン旅行が中止に。私一緒にPTAやってきたから一学年
下のお母さんたちが1年の時から「ボストン旅行検討委員会」立ち上げて色々検討を重ねて
きたこと知ってるんだよね。おそらく2月中だったら行けたんだよね。事態は刻々と変化して
いき、直前でキャンセルになったそう。その頃はもうアメリカにも感染者が広がってきて
日本でも入国制限始まってたからまあそういうトラブルに巻き込まれずに済んだという意味で
仕方がなかったとは思えるけれど、、、
この学年、幼稚園の時は年長で震災だった学年なんだよね。卒園式計画停電中だった子達だよね?


フィギュアスケートの世界選手権だってジュニアまでは開催されたもののあれよあれよという間
に、まだカナダでは感染広がってなかったのに中止という事態に。
震災の時だって延期で開催されたのに(泣)四大陸温存していたアメリカ選手たち見たかった。
センバツもまさかの中止。部活動の一環であるという見解かららしい。
そしてなんとなんとまさかまさかオリンピックが延期という事態に、、、。
私もともと真夏の東京大会には懐疑的だったのだけど、こういう展開は予想してなかった。
学校休校にしセンバツ中止にしあらゆる犠牲を払ってでもオリンピックは開催するんだと思ってた。
こうなると率直に”日本可哀そう、、、”って思っちゃった。いやみんな他人事すぎない?
メディアとかあれだけ煽っといてこの報道?日本の経済的ダメージ計り知れないよ?
98年の長野オリンピックの閉会式、私と姉は会場で聖火が消えていく様子を見ました。
その聖火がこうして日本に帰ってきたというのに、本来は新聞のトップ記事になるくらいの
ビックニュースなのにほとんど注目されず、、つうかこの一年聖火はどうなるの?


そして何よりスケオタの私が心配するのは選手たちのメンタル。
まさに今がピークの金メダル候補の選手たち。何年も前から逆算してオリンピックの舞台で
最高のパフォーマンスができるべく緻密に調整してきた選手たち。一年待てなんて無理過ぎる。
今までの張り詰めていたものが一気に緩んでしまうんじゃないだろうか。
、、、私それこそ今まで東京五輪に無関心だったけど、すごく応援しちゃう。
震災の時のときと違って今回の事態は世界中、ある意味平等に見舞われたことなのでこの対応
は文字通り仕方のないこと。早く心を入れ替えて仕切りなおした方が勝ち。
何よりもあの非常事態を体験した日本だからこそ、今回のこの事態きっと乗り切れると思う。
乗り切って歴史に残るような感動的なオリンピックになると信じたい。
春開催大賛成!マラソンも東京でやろうよ!がんばれニッポン!!


私自身はコロナの影響とは全然関係なく、色々ありました。
実は職場の図書館で自動貸出機導入にともない大規模な人員削減があったのです。
その話は一年前から聞かされていて次々に人が辞めていき、ついに残った非常勤のなかでふるい
がかけられたのでした。
実際はふるいにかけられたわけではなく、契約更新がないかわりに公募に応募する形で採用試験
がありました。外部からの採用もあったわけで公正に人選が行われた模様。
結果クビになった人はいないのだけど、みな自分の住所に近い地域館に異動になりました。
私はたまたま家が今の職場に近かったため異動はなく。でも勤務日数は減るし夜勤が義務化され
ました。待遇悪化だよね。
結局自動貸出機でカウンター業務がなくなったことより、来年度から導入される公務員の会計
年度制度?に該当させないための人員整理だったらしい。人減らして、日数減らしてなるべく
私たちに払う給与を抑えたいという思惑でしょう。どんなに制度が改善されても現場の人たちは
それに抵触しないために策を練るよね。世の中そんなもん。本音と建て前があるのよ。

昔大学職員だった時上司から言われたのは「大学教授にとって私たち職員なんてどうでもいい
存在だから大学の運営方針が決まる教授会で私たち職員のことが議題になることはない」と。
今の図書館も”非常勤職員は替えがきく存在”って認識なんだろうな。いやならやめろと。
自動貸出機が入っても本の物流そのものには変化がないわけで、人が減って誰が裁くんだろう。
まあどこかにしわ寄せが行くんだろうけど見なかったことにしてしまうんだろうな。
やっぱりもっと出勤してもらいましょうとか給与出しましょって話にはならない。
世の中、主婦はとことん稼げないようになっている。

逆になんかやれば全部ギャラになる人たちが存在する。ちょっと原稿書けば原稿料もらえて
講演にいけば講演料もらえて交通費もお昼代ももちろん込み。
なのでそういう人たちはタダでは動かない。時間=カネだから。
PTAとかボランティアとかやるのはほとんどパート主婦(専業主婦はそもそもいない)
ヒマだからやるんじゃない。ボランティアもPTAもタダだから(爆)
私が読み聞かせやってるのはタダで学校つかえてママ友とおしゃべりできるから。
習い事したりランチしたりするお金がもったいないから、どっちかと言うと節約です(笑)
時間的余裕とフットワークの軽さならあるので。


私のなかではどんなに待遇悪くてもここで働き続けるって覚悟はできてる。
週2でもクビになるのと継続できるのとではえらい違いだと胸をなでおろしている。
どんなに少なくても収入があるのとゼロなのとじゃ全然違う。
欲張らず細く長く働こうって覚悟でいます。若い時稼いで老後は悠々自適という構想ないです。
定年後も働くつもり。逆に今時間があるおかけでバレエもできれば子供と過ごす時間もできた。
どれも今だからこそできる貴重な経験だった。
週2でもピシッとした格好して働く場があって良かったって今日春物のブラウスにアイロン
かけながら思った。お弁当持ってでかける場所があって良かった。お弁当生活はヘルシー
の元だから。
専業主婦は2億円損するって本があったけど、収入2億もなくていいから時間があったほう
がいい。今は親のことが一番心配。それから二匹の猫もほったらかしにしたくない。

春を迎えるにあたっての懸案はもうひとつ。
バレエの発表会も今のところコロナの影響受けずに練習しています。
ただ今回辞退者があって、結構ショックを受けています。私自身は一緒に踊る人ではないん
だけど、、、テンション下がるよね?その人は初心者でもなくほとんどプロで発表会経験も
豊富なのになぜそんなに迷惑かかることするんだろう、、、。そんなことしたらもう
普通にレッスン出られないよね?
私がもし一緒に踊るメンバーに辞退されたらすごくショックだなあ、、、
今練習してる「ヴェンターナ」やっぱり舞台で踊りたいので、オリンピックのようにいきなり
延期とかセンバツのようにいきなり中止とかは悲しすぎる。
夢まであと少しというときに、人はもしかしたらこの夢は実現しないのではないか?と不安
になるもの。その夢を奪うことはすごく残酷なことだ。

事態は刻刻と変わっていき来週の今頃日本がどういう状況になっているのか想像もできない。
とりあえず新年度の来週の仕事とレッスンが自粛になりませんように。

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