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いつまでも聞いていたい [学校生活]

息子の学校の合唱祭を聞き行ってきました。
正確には1年生8クラスによる合唱コンクール。
2年3年ではもうやらないそうなので実質的に学校生活最後の合唱祭でした。


紅葉にはまだ早い講堂前の木々
P_20191112_134413.jpgPhoto editing_Cloud20191112.jpg
中学時代の1学年2クラス自由曲1曲×3学年+学年曲3曲=9曲から
高校では一年生のみ8クラス自由曲1曲=全8曲という内容でした。
保護者への案内も全然来ないし、放課後授業が終わってからの学校行事というし、一体どの
程度の合唱祭なのか半信半疑で休みとった。

コンクールということで順番もクラス順でなく順不同。
でも課題曲はなく自由曲のみ。さらにさらに音楽科の先生不在という(2年生の修学旅行の
引率だそう)んじゃあ審査員の先生は何科の先生なの??と、まあこの学校らしいとうか
学校行事は生徒任せで先生ノータッチ、要するに学校行事にあんまり力を入れてない(笑)
でもさすが息子たち。中学時代から4倍の人数になっても奴らはやっぱりスペック高かった。
どんな状況でも帳尻合わせてくる。

専門外の先生たちによる審査結果はともあれ、高校生となった彼らの全体としての印象。
男女ぴったり同数だった中学と違ってクラスによっては女子が少ないため、それが混声
合唱としてはちょうどよい比率だと感じました。
男子のベースが安定し声量も増したため女子の主旋律がとてもよく強調されてた。
ほんと全体的にすばらしかった。
若さ、エネルギー、ひたむきさ、才能、全部が詰まってた[ぴかぴか(新しい)]
舞台装置も衣装もない、あるのはピアノ一台だけという講堂でただただその歌声に圧倒された。
音楽が持つ力と、彼らの若さが生み出した奇跡。
ほんとにいつまでも聞いていたかった(涙)

息子たちが選んだ曲は「聞こえる」。初めて聞く曲でした→(天安門事件がテーマだそう)
ソロパートやアカペラ、パートとパートの掛け合いみたいな難易度の高い部分はなく、無理な
音域もなく、同じ旋律が繰り返され転調し、だんだん力強く盛り上がっていく、そんな歌でした。
とにかく迫力があり、よく揃っていて不協和音がなかった。
指揮も伴奏も男子、さらに他にも合唱部経験のある男子がいて男子パートを引っ張ってくれた
ようです。まるで即席の合唱部のような完成度でした。
そんなところが素人受けしたのがなんと息子たちのクラスが一位に![目]

正直に正直に嬉しかった。
小6の時の市内水泳大会平泳ぎ一位が思いのほか嬉しかったように。
なんと優勝クラスにはアンコールがあり、息子たちのクラスだけもう一度歌ってくれたのです!
最後の合唱祭、これが聞き納めと思っていたので嬉しいサプライズでした(涙・涙)


思い返せば小学生時代の「卒業を祝うコンサート」では文化会館の大ホールという大舞台に
臆することなく歌う小学生の姿に毎回驚かされた。ここまで指導した先生すごくね?って(笑)
小4の時の「二分の一成人式」では至近距離での歌声に危うく涙腺決壊しそうになった。
卒業式では「心の瞳」「変わらないもの」「ひろい世界」「旅たちの日に」に思うまま泣いた。
そして中学校3年間のこの歴史ある講堂での合唱祭。勉強もできればこういう舞台も卒なくこなす
子供たちに驚いた。だって普通男子なんて歌わないよね?めっちゃ歌ってるしきちんとハモってるし
ピアノも弾いてるし、しかも音楽科の先生ノータッチというし。この子達スペック高くね?って(笑)


市内水泳大会もバレエの初舞台も今回の合唱コンクールももっと言えば中学受験だって最初は
な~んも期待なんかしてなかったんだよね。
私はサッカーママでもステージママでもお受験ママでもなかったからそれ程気合入ってなかった。
だからいつも予想以上の息子の活躍ぶりにびっくりし、まわりのお母さんや先生たちのほうが
息子の才能知っていて誉めてくれて、、、どれ程晴れがましかったことか。

そして今回の合唱コンクール優勝&アンコール演奏。
「卒業を祝うコンサート」から10年。最高の締めくくりだった。
親として晴れがましいこと本当に沢山経験させてもらった(泣)
息子だけでなく、まわりのみんなにありがとうって言いたい。
こんな嬉しいこと経験しちゃうともう日常に戻れないんだよね。
あれから何日たったんだろうってくらいに時間の感覚麻痺してしまって。
仕事中もずっとあのメロディが頭にあって。
一週間前で知らなった歌がもう自分のなかでは忘れられない曲となっている。
この思い出を糧にこれからも生きていきます(毎回言ってる・汗)

、、つうか親としては体育祭3年間なくていいから合唱祭続けて欲しいなあ、、
子供にとってもクラスが一丸になれるいい行事だと思うんだけど、、




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