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舞台のこっち側とあっち側 [バレエ]

発表会目前!体調は良好!6月初めに体調崩しといてよかった。
足も腰も痛いところなし。トウシューズ、今回も踵が抜けないようかなり苦戦しましたが
なんとか本番いけそう。

衣装はこんな感じ
「雪のワルツ」               「ナポリ」のパ・ド・シス
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「雪のワルツ」は誰が選んだんだかオペラチュチュ。一番スタイル悪く見えるスカートの
長さ。この踊り、本来24人か36人のコールド+ソリスト2人という構成のところを、8人で
コールド、ソリスト(←私ともう一人)分まで踊ってるのでそもそも無理ゲーなんです。
動画見れば一目瞭然なんだけど全然ワルツじゃないから、3拍子じゃないから。
この踊りは「くるみ割り人形」の中ではお菓子の国の導入部としてとっても幻想的な
シーンで登場します。ひとひらの雪のかけらがクララと王子のふところに飛び込んできて、
そこからハラハラと雪の精の踊りが始まり、最後は嵐のような吹雪となって二人をお菓子
の国へと導くのです。途中のコーラスの場面はよく生の歌声が使われます。
王子が変身してからこの雪の情景が始まる一連の場面はくるみ割り人形のなかでももっと
も幻想的で美しいシーンです。
人間ではなく雪の精なので優雅なワルツではありません。メリハリのある激しいワルツ。
しかもクルクル回るところがたくさんある。
コールドとソリストの両方を踊る私はほとんど罰ゲーム。意識なくなる。目が回るし。
まあひどいもんです。ただ直前で難易度落としてもらえたのでなんとか舞台でおとっと
は避けられそう。
絶対普通のチュチュがあうのになあ~白いボンボンつけたかったなあ~
誰かが嫌だって言ったんだろうな~私発言権ない立場なので、、、

対して「ナポリ」のパ・ド・シスはかなり揃ってると思う。それほど難易度高くないし、
運動量も多くないので大人発表会におススメです。私たちは男性陣もプロでない自前?
でいきます。(うちの旦那とオネエキャラくんです)それぞれのバリエーションの他
女性4人で踊ったり、2人だったり3人だったりで踊る部分が楽しいです。
それとスカートが小道具になっていて裾を持って踊ったり、直前で離してふんわりなび
かせたりします。
これはかなり余裕を持って踊れそう。雪と同じくことらも一回も捌けないで15分間
ず~っと舞台上です。踊っていないときはギャラリーでひやかししてます。
そういう遊びがあるところもこのナンバーの楽しいところ。
ブルノンビルは絶対におススメです。

「ナポリ」も「雪」も今回は本当に練習してます。自主練とか先生じきじきの特訓とか
どこの運動部ですか?って感じです。私がジャズスタジオで過ごした時間がそっくり
戻ってきた感じ。あの頃も着替えと飲み物詰め込んだキャリーバックでスタジオ入りして
一日リハーサルでした。すごく楽しかった。でもいかんせん遠距離だったのであきらめた。
それが今は家のすぐ近く、会場となる文化会館も近所(今回は違う場所に変更)なので
合間に家に戻ってシャワーあびる時間もある。しかもレッスンはピアニスト付き。
しかもチケット代はローズマリーバレエ教室と変わらない1500円とリーズナブル。
ほんと人間、願えば叶うものです。再び発表会三昧の日々が送れるのだから。

今回の会場はいつもと違う場所なのですが、練習はいつも通り文化会館のリハーサル室借り
てやりました。
文化会館と息子の通っていた小学校は隣接していて、文化会館の駐車場の金網越しが体育館
、駐車場の上が小学校のプールという構造になっています。
奇しくも小学校の読み聞かせサークルの今年の読書集会の練習は先週から始まっていて、
先週も体育館の舞台を借りて練習していたんです。照明消して~とか緞帳降ろして~とか
目と鼻の先でやっていたと思うとすごく不思議な気がする。
顔触れ全然違うけどやってることがまったく一緒だから。どちらも私のフィールドだから。
ちなみに絵本サークルにはマンションで同じフロアの(もと)101号室のママが、バレエ教室
には102号室のママが一緒なんです。めっちゃご近所さん同士、意気投合してます。

今回の読書集会の演目は「アリババと40人のとうぞく」、OHPで上演します。
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↑台本とクリップライト
この演目が今までのOHPのものと違うところは人形劇のように登場人物が動くこと。
まるで影絵のような効果が生まれます。以前は教室で上演したのですが、体育館の舞台
でも十分いけそうとうことで、今回はOHP二つにして広がりを持たせて上演すること
に決定。「走れメロス」「くもの糸」などは舞台設営が全てというほど準備に時間がかかり
ましたが、OHPはスクリーンにOHPを写すだけなので設定は簡単。操作もOHPに
人形を置くだけなので人手も必要ない。ただ登場人物が複数いて、同じ人形が何回も
登場するので順番通りに人形を準備しておけないことが大変。ものすごくパーツは細かい
ことも大変。上手に登場したら今度は下手の人に渡して下手から登場とか、操作はバタ
バタするのです。しかも今回は舞台上にOHPを直において、自分はスクリーンに映ら
ないよう操作しなければならないので体柔らかい人がいいよね?○○さんバレエやってる
よねって理由だけで私が担当になってしまった。一回やったことあるからいいんだけどね、
操作好きだからいいんだけどね。でも今本当にバレエの練習でクタクタで、この体勢で操作
していると腰がツライ、、、

でもそういう体の疲れもあーだこーだやってることも大好きだから!
本番まで自分を追い込む時間が大好きだから楽しいって思える。
舞台はその場限りの作品で、形になることなど何も残らない。今あーだこーだ言ってる
ことは終わった途端どーでもいいことになる。でも本番の緊張感や一体感、高揚感は
日常では絶対味わえないもの。舞台に立った者だけが味わえる特別な経験。
舞台のこっち側をあっち側には深い流れがある。
あっち側からはどんな風に見えるかは考えたらおしまいだから(爆)
バレエの舞台も読み聞かせのお話会でも必ず子供の父兄が見に来るんです。
カメラ構えてほとんど自分の子しか見てない。その人たちに自分より歳いった私たちが衣装着
て本気で踊ってる姿がどんな風に映るのか。読み聞かせでもけして私たちの仲間にはなろう
としないお母さんたち。人生長いんだから今からギャラリー行っちゃうなんてもったいない。
私にも息子いますが放置気味でもバレエも勉強もきちんとやってますよ。
大人の本気はしっかり子供に伝わりますよ。



タグ:バレエ衣装
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