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人はパンのみに生きるにあらず [日常生活]

昨日はサッカー部の三送会の日でした。
とても楽しみにしていた三送会だったけど、私は仕事してました。
自分の学年の「3年生を送る会」に自分が呼ばれもしないなんて考てもみなかった。


2月中旬、すべてのPTAの仕事が終わったとき、私ははたと気づいた。そういえばサッカー部の
三送会はいつやるんだろ?って。
というもの1年のときも2年のときも欠かさず参加し、とても楽しかったから。
3学年が揃う最後のイベントで先生も参加する試合なんかもあり、最後にお別れの言葉を交わして
その後は会場をファミレスに移し、子供は子供で父兄は父兄でおしゃべりタイムを過ごすそういう
イベント。そういうのって2年生がメインで企画するものと思っていたし、サッカー部のラインに
は入っていたので、当然お知らせがあるものと思っていた。日程調整、場所やメニューの相談記念
品の準備などなどがあったはず。3年生の親である自分に話がこないはずないよね?って。

んで2年のとき副部長やってた旦那に聞いたらすでに決まってるという。んで私にも話したと。
3月のシフトはとっくに出ていてその日は私の出勤日。聞いてないよ~って文句言ったけど伝えた
という旦那。ここで小さな?が生まれたけど、不毛な争いしても仕方ないのでサクサク仕事の交代
探しを始めた。
でもその後海外研修の説明会でサッカー部のお母さんが固まって話ているのを見たり、卒業式の後
旦那とサッカー部のお母さんたちが話ているのを見て、私の?はどんどん大きくなった。
もしかして三送会の話してる?記念品準備してる?3年生の親も何かやるんだっけ?もしかして
私、みんながコツコツ準備していることを何にも手伝っていない人って立ち位置なの?って。

正直私はいつもツルんでるサッカー部の一部のお母さんたちが苦手だった。試合行っても試合なん
か見ちゃいないで完全に尻向けておしゃべりしてるの。私も土日は仕事だし、PTAやっててこれ
以上の仕事には関わりたくなかったのででサッカー関連は旦那にすべてやってもらっていた。
それで今まで三送会や保護者のランチ会などは普通に誘ってもらって違和感なく参加していた。
自分が疎外されるようなことしてる自覚なかったので。
自分が自分の学年の三送会に誘われないとか考えたことなかった。
?がだんだん怒りへ変貌していき、当然その怒りは旦那へ向かった。
「今仕事の交代探してるけど、招かれてもいないのに参加するの変だよね?」って。


そしたら間髪いれず部長だったお母さんからお誘いのメールが来たの。宛先は私だけ。
日程も場所ももう決まっていて、24日までにお返事くださいと。どう考えても知らなかったのは
私だけで、旦那が私が誘われてないってゴネた話をこのお母さんたちにしたとしか思えなかった。
私がゴネなきゃ恐らく私抜きで行く気だったよねって確信した。

なにせしれっとキャサリン先生(私が前習っていた先生)の発表会見に行ってきてかつてのダンス
仲間と打ち上げまでしてきたことがあるので。
あの時も全然その話知らなくて普通に夕飯も作ってたので?って思った。
んですぐ思いあったのがライン。以前先生からラインの招待がきたとき旦那に相談したことがあった。
こういうのが来たんだけど、加入したらどんどんライン来ちゃうよね?って聞いたら放っておいたら
という返事だった。でも旦那はそのラインに加入してたんだよね。



昔から食事中にスマホいじってることが多かった旦那。外に食べに行っても私と息子の前でスマホやってる。どうやらインスタで写真流していたよう。発信してる相手はかつての教会の青年会の仲間たち。みんな滅多に会わないのに会うとなんでも知ってるから?って思った。

保護猫もらったときも保護主さんがすでに我が家の状況色々知ってるから?って思った。私報告してないけど?って。そしたらしばらくして旦那が猫ブログはじめて保護主さん仲間のサイトとすでにリンク張ってることがわかった。

これらの?は全部根っこは一緒。”私の知らないところで私も関わりのある人たちとつながっている”
キャサリン先生のラインは私が相談したとき俺は入ったよってなぜ言わない?発表会があるけど行ってくるってなぜ言わない?
食事中、なぜいまここにいない人と話題を共有する?
猫ブログも私がもともとブログやってるのになぜ作る?

多分それは私の関心が薄いから。きっとそう。私と話しても反応が薄いから。
他の女性だったらみんなすごいね!っ反応が返ってくるから。だからそういう人達とつながって
自分を癒してるんだ。
私今まで↑ことがあっても、見ないふりしてきた。そういうことに目くじら立てると疲れるし、
私には私の領域があったので干渉する気もなかった。

でもさすがにどうしてこんなに長々自分のブログに負の感情ぶちまけているかというと
私はただ正直に三送会出たかったから。引退試合も見られなかったのでここで息子たちが
サッカーする姿を目に焼き付ておきたかった。
中学校のママ友ランチも部活以外ではないので普通に楽しみにしていた。
こういう思い出はお金では買えない大切なものだから。


でもたとえ交代見つかっても、サッカー部のお母さんからこんなメールもらってしまったら
もう行けないよね?日程も場所もメニューも全部決まっていて宛先は私だけなんて。明らかに
すでに決まった話を私に転送してるだけのメール。最初から私なしで話は進んでいたんだ。
旦那を含めみんなラインか何かでつながっていることは一目瞭然だった。うちの奥さんゴネてるか
ら誘ってやってって言われたから出したみたいな。そういう空気のなかノコノコ出ていく勇気なん
て私にはなかった。


この↑メールが来たのがボストン出発の前日。その日は怒りとはじめての海外旅行への不安で夜眠れ
なかった。そしてどうやったらこの怒りが収まるのか考えた。
その時思ったのが旦那に三送会に出ないで欲しいとうことだった。これだけ準備してきたからさぞ
出たいだろうし、他のお母さんたちも旦那が来ないと色々困るだろうと思ったから。
でも次の日、息子たちが旅立つ姿を見ていて、そんな大人気ないことしたら息子が悲しむと思った。
私がいかなければいいだけのことじゃない。抗議の意味を込めての不参加。
でもあんまり早く返事を出すものミエミエな感じがしたのでボストン旅行が終わったあたりに返事
をしようと思った。

実際、その時点では交代は見つかっていなかったので虚偽ではなかったのです。
でも翌週になって交代を名乗り出てくれた人がいたとき、私はすごく迷った。ここで何事もなかっ
たかのように三送会に出るのか?って。サッカー部の三送会と言うと職場の人たちも出たほうがい
いよって言ってくれた。でも招かれてもいないのに交代までしていく意味あるのか?って考えた
とき、交代する人に申し訳ない気がした。だからその日のうちに断った。
せっかく二人きりになったというのに家ではこの話は全くでなかった。私も自分からしたら負けで
しょって意地もあった。私が返事を保留にしてることについてな~んにも聞かれないので、当然旦
那は私が出席するものと思っていて、この話は解決済みのつもりなのか?と私は思った。でも違った。

息子がボストンから帰国した夜、私は不参加のメールをし、結構晴れ晴れとした気分だった。
もうこれでこの問題は水に流そうって思った。これで少しでも旦那が申し訳ないって感じて
三送会の最中も罪悪感感じてくれれば私としても恨みは果たせたわけで。でも違った。
なんと旦那はその翌日、息子に三送会は仕事で行けないからって話してるの。
何被害者ぶってるの?俺もいかなきゃいいんでしょって私には聞こえたよ。
私は怒りでまたその夜眠れなかった。少なくとも旦那は私が不参加なことを驚いていない。
私が苦渋の選択をしたことに罪悪感も感じてない。

翌日、三送会の前日ついに私は自分の口から洗いざらいぶちまけたよ。
「何か私に言うことないの?」って。
「私がどれほど三送会に出たかったと思ってるの?」って。
「私が今まで学校行事に出ちゃダメとか発表会でないでとか言ったことある?」
「今まで何でも共有してきたよね?」って。
もう全部本心だよ。特に息子関連のことはいつだって共有してきたじゃん。

昨年末、キャサリン先生とチャイニーズスタジオの忘年会に両方誘われた時、旦那にキャサリン先
生の忘年会行ってもいいからチャイニーズスタジオのほうは私が行ってもいい?って提案したら、
どうして俺も行っちゃいけないの?って言った。、、だってそっちのライン入ってるじゃん。
そっちとつながってるじゃん。ほかにも色んなスタジオに顔出してるじゃん。私は経済的にも
時間的にも無理と判断してスタジオ一本にしぼったわけで、私が飲み会とか二次会に行ける時なん
てここの忘年会くらいしかないんだから留守番してくれてもいいじゃんって思った。
でもそんなこともちろん言わなかったし結果的に両方でたよね?
三送会は私誘われなかったんだよ。結果的に出られないんだよ。
そんな意地悪私した?って。返す言葉もなく憮然と職場に行った旦那。

三送会当日、思ったよりしんどい一日だった。全然ふっきりれてないことがわかっただけ。
ただただ私も行きたかったという思いが募っただけ。
意地を張らずに交代してもらうべきだっただけなんじゃないかと後悔した。
息子を送り出すときも、帰ってきた時も、色々記念品見せられた時も悲しいだけだった。

その夜、あるお母さんからメールがきた。息子同士も仲が良くて本人は生徒会長やってるような
立派な息子さんのママです。その人は成田空港の見送りにもお迎えにも私が来ていたのに三送会
にいなかったことを不審に思ったみたい。というか今までどんな行事にも夫婦で参加していた
私たちがいないことは明らかに変だとみなが感じたんだと思う。それ以前に今回私がこの会
に呼ばれていないことはサッカー部ママたちの恰好の話題になってたんだと思う。

そのお母さんは今日配られたといううちの旦那が作ったというフォトブックのことを感謝して
くれて、良かったらサッカー部母の会のラインに入りませんか?って声をかけてくれたのです。
ショックだったなあ正直。やっぱりラインあったんだ。私が入ってると思ってラインとは別に。
もうすでに中学生レベルの話でよねこれ。だってそのラインに入ってないの私だけだったもん。
ずっと不登校してた子のママも入ってるくらいなのに(笑)
そのライン、今更入っても意味ないので招待されたら拒否するつもりだったけど、どいうわけか
すでに加入してる形になっていたので旦那が入っているかどうかチェックしちゃったよ。
”母の会”だからかさすがになかったけど、次々に今日の写真が送られてきたので慌てて通知をオフ
にした。正直そんなもの見たくない。



でもね、今朝旦那はもう普通なの。仲直りしようとするの。取り返しのつかないことした
意識とかないの。一人息子の三送会は終わってしまったんだよ?
ついに一言も私を誘ってくれなかったことについて何か言うことはないの?
夫婦間のこの「許せない」という感情がどれほど子供に悪影響を及ぼすか知ってるの?
うちの父と母のこの「許せない」感情がどれほど私たちにとって重いものだったか。
そのひとつひとつは今回の三送会のように本当に他愛もない出来事ばかりだった。
でも夫婦間の言った言わないはすごいしこりになる。
だから私は今自分のなかにある「許せない」という感情に動揺している。
到底許せる気がしない。つうか謝る気もないよね。
それはつまり許さなくてもいいといこと?
それとも自分は悪くないと?じゃあ誰が悪いの?その人に謝って欲しい。


このブログはボストン以前に書いた。アップする前に解決することを願いながら。
何事もなく三送会に出られることを心のどこかで願いながら。
結局アップするのはもうこの話を直接する意味がなくなってしまったから。以前私が「孤独な魂」
という記事を書いた時、旦那は自分のブログを更新するのをやめたことがあった。だからアップするの。
私は相手のツイッターとかフェイスブック見る技術がないので。

「人はパンのみで生きるのあらず」という記事は別部屋でも使ったことがあるタイトル。
そこで私はどんなに時間がたっても癒せない傷もあるって書いた。今回も同じ気持ち。






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