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Adam Rippon on the red carpet [フィギュア・スケート]

こういう変衣装にはジョニーで免疫ついてるよ![爆弾]
むしろシャツ着てただけでもOK!(未来ちゃんと衣装選びしてる動画だと裸に
ハーネスだった・汗)
リッポン君、オリンピックばかりでなく、オスカーレッドカーペットでも異彩を
放ってた!

他のハリウッドのヤングセレブたちが飾り人形に見えてしまったよ。
だってリッポン君がこの半年やり遂げたこと、発言したことはどれもがっつり筋が
通っていたもの。オリンピックというプラットフォームを使って言いたいことは全部
言ったって感じ。けして自分の苦労話ではなくオープンでポジティブなメッセージを
発信したリッポン君。自分がありのままの自分であることがどれほど楽しいか、自分
が今までやってきたことをどれほど愛しているか、チームUSAの一員であることを
どれほど誇りに思っているか。そしてその発言どおりの演技を披露し、氷上に美しい
思い出だけを残して最初で最後のオリンピックを後にしたリッポン君。
ネイサンが金メダルとってたとしてもリッポン君はアイドルだったんじゃないかな?
”新しいタイプのオリンピックヒーロー”として時代が彼を受け入れたんじゃないかな?

10位フィニッシュという結果にかかわらず、オリンピックを境にアメリカで大ブレイク
したリッポン君。正直この展開はまったく予想していなかった!
だってリッポン君は日本や韓国ではとうの昔からアイドルだったよね?
リッポン君に限らずアメリカ選手のメディアサービス、ファンサービスぶりは昔から
だし、リッポン君のイケメンぶりもジュニア当時からだったし。
スランプやカミングアウトなど紆余曲折はあったけど、日本のファンは根気強く応援し
てた(←全米後によそ様のサイトやツイッター読んで泣いた。よくぞここまであきら
めずに応援したなあって)
なのに本国アメリカではこれだけ長く現役選手やってて、毎年アイスショーにも出てた
のにノーマークだったのかな?フィギュアってそれほどマイナースポーツなの?
「オープンリーゲイ」のインパクトやら「ペンス批判」といった反骨精神がアメリカ人に
受けたのか?「BestじゃないけどMost fun」というエンターテイメント性が受けたのか?
リッポン君はオリンピック代表になったからとかメダルとったからって豹変したわけじゃない。
カミングアウトは3年前だし、オリンピック前に流れたPR映像はすでに前撮りしたものだ
ったし、レッドカーペットだって4年前にデビューしてるし、私たちにしてみれば何ら目新し
いことはなく、リッポン君のキャラは何も変わってない。変わったはメディアの方。

8年前、リッポン君とほとんどキャラ被ってるジョニーがオリンピックで同じことしてジャッジ
に辛い得点つけられた時、アメリカのメディアは私の知る限り何もフォローしてくれなかった。
自分の国の選手がそういう扱いうけてどうして何も言わないのか不思議だった。その時の解釈
だとジョニーはその性的指向やロシア贔屓なところがアメリカスケ連からよく思わていないから
自業自得、みたいなものだった。だから私はもう”フィギュアは終わった”って思ったのだった。
目の前の演技見て判断するのがスポーツでしょ?って。
今回のオリンピックの得点・順位にはなんら異存はない。女子も男子も難易度の高いジャンプ
をクリーンに決めた選手が勝ち、ミスした選手はその分引かれた。事前に言われたいたほど回転
不足などのさじ加減次第の得点の変動というもなかった。そういった面では陰謀論挟む余地のない
フェアな大会だったのではと思う。
でもこういう演技がフィギュアスケートなのか?と問われれば、やはりモヤモヤするのは私が
アメリカ男子押しだからというばかりでないかと。だってはじめにジャンプありきの採点法じゃ
フィギュアに音楽つける意味ないもん。体操みたくカウントだけでリズムとってればいいじゃん
って思う。
ジャンプの難易度と演技構成点が連動してる必要なんてないわけで、前者はAIにでもやらせとお
いて、音楽表現やトータルなパフォーマンス能力の評価はむしろ見たまま感じたままを人間が判断
すべきなんじゃないかと思う。芸術性・表現力の評価は主観が入りやすく点数化しにくい面もあるの
だろうけど、むしろその部分こそフィギュアスケートを他のスポーツと隔てている”肝”の部分で
あり、それを切り捨てていいものかどうか危惧しているのです。
例えばこんな採点あってもいいのでは?と興味深く読んだのがこの記事→
「ピョンチャンオリンピック、歌の観点からランク付けしたもっとも記憶に残る10人のスケーター」
(ワシントンポスト)
ピョンチャンオリンピックはボーカル付きの音楽が使用可能となった最初のオリンピックであったこと
から、ISUの採点法とは異なる「歌の質」「独創性」「スケーターの音楽解釈」という3つの観点
から選手のパフォーマンスを評価してみた、という内容です。

ここでのリッポン君のSPは高評価で、今のリッポン君の人気がその発言やキャラクターばかりでなく、
オリンピックでみせたパフォーマンスによるところが大きかったことが伺える。ジョニーのオリンピック
でのパフォーマンスは「衣装が華美だ」「振付が女性的」とカナダメディアに酷評されてたよね?
さらに蒸し返すようだけどジョニーのEX「Poker Face」を世界放映したくないがためにジョニーを6位
にしたとかしないとかもちろん真相はわからないけど、少なくともリッポン君の「Diamonds」はどうして
披露してくれないの?なぜ彼が選ばれないの?って記事もちらほらみかけた。
あんなこんな声を聞くだけで私も随分収まりがついた。

リッポン君、オリンピック選手としてはまさに”遅れてきた者”であり、バンクーバー時代だったら
最終Gで争えるくらいの構成だったと思うけど、あの当時リッポン君が自分のやりたいスタイルの
スケートやってたらジョニーと同じく異端者扱いだっただろう。
時代が変わったのか単にソーシャルメディアが発達したための反応の違いなのか、リッポン君10位
フィニッシュという結果でありながら、ジョニーと違ってアメリカで大ブレイク、ヒーロー扱い。
(もともと選考委員が言っていた「メダルが狙える選手」のメダルとは=団体銅、ネイサン金(アイス
ダンス銅?)を指していたのだろうから、団体フリーでネイサン温存して順位を落とさなかったリッポン君
は十分ミッションコンプリートしたと思うし、銅メダルは十分誇りに思っていいと思う)
これがアメリカでのフィギュア人気につながるといいなって心から思う。んでぜひ採点方変えて欲しいよ。
リッポン君やジェイソン君のような選手が戦える場所作って欲しい。
んで12年前のトリノ最終グループみたいな国もカラーも異なるイケメンたちの競演また見てみたい[揺れるハート]



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