ピョンチャンオリンピックが終わって

オリンピックが終わったこの時期、日本人でいることは結構ツライ。
バンクーバーでもソチでもそうだった。
日本人選手大活躍に湧くメディアを目に入れないように注意を払い、
”勝ち組の祭典”ＥＸの情報・映像をすべてシャットアウトしていた
（幸いこの日も仕事だったので見ないで済んだ）私はほんとにイタイ
スケオタだ。


というのもリッポン君、推薦枠で選ばれるんじゃないかとずっと期待してたから。
つうか彼以外に誰がそれに該当するの？ってくらい妥当な気がしてた。
一応団体のメダルとってるしゴリ押しでもないかなって。
彼自身の声でレコーディングしたという「Diamonds」見たいって思ってたファンは
たくさんいたと思うんですけど、、、ファンのひいき目でなく→（”もしリッポンが
彼自身のカバーによる「Diamonds」を滑れば、オリンピックで新境地を開拓し、
テレビもソーシャルメディアも大きな成功を収めただろう”　by Outsports）
ネイサンもアメリカアイスダンスカップルも帰国したっていうし、理由はほんとに
インフルなの？
んで変わりに選ばれたのが”ジョニー・ウィアーなりきり君”だと知った時は
完全ＥＸ見る気なくした、、。さらに練習風景で戯れる日本男子見ていて
バンクーバー閉会式の３人組思い出して萎えた、、、。


多分こんなことも時間がたてば受け入れらるんだと思う。ジョニーの６位を受け入れる
のに８年かかったけど、リッポン君１０位は数日で受け入れられたから。

リッポン君関連で興味深い情報をたくさんゲットした。

アルトゥニアンコーチのインタビュー（ロシアのメディア）→☆
「ネイサンはオリンピックは家族のために滑るといって言うことを聞かなかった」
「アシュリーは練習しなかった」
「アダムはほんとうによく練習した。私の言うことをすべて聞き、オリンピックに行く
にはどうしたらいいかという計画書通りにやった。彼は私にとってのボーナスみたい
なもの」
　リッポンが４回転を飛ばない理由については
「彼はもう２８歳。彼の体は重く、４回転を飛ぶと足をケガする」


フィギュアスケーターと摂食障害の問題→☆
リッポンママが最初のコーチに「アダムは下半身が重すぎるので難しいジャンプの習得
が困難」と言われた話。
リッポン君が回りのチームメイト、ネイサンやビンセント君がバンバンジャンプする
のを見て「彼らは自分の足一本分の体重しかない」と思ったこと。
アルトゥニアンコーチのもとで受けた筋トレや厳しい食生活の話（確かリッポンの
こと”テディベア”って呼んだんだよね？）
2017年に疲労骨折したのをきっかけに栄養士のサポートのもと食生活の改善に取り組
むようになったこと。


、、、リッポン君、体形のことで悩んでたなんて初めて知ったよ。
でも私が2009年Ｎ杯で最初にリッポン君を見たときの第一印象って「スタイル悪っ」
なんだよね（汗）一緒に出ていたアポットやジョニーは長身、スレンダーな八頭身
だったのですごくそう感じたんだ、、。顔はめっちゃキレイで表現力なんかジュニア
あがりとは思えない豊かさで、華のある選手なのになんかもったいない感じがした。

そんなリッポン君ですが彼の衣装のデザイナーさん曰く→☆
「アダムの素晴らしいところは、彼はどんな体の特徴も隠そうとしないこと」
ほとんど裸体に近いメッシュのシャツとタイトなパンツを彼が好むのは
「彼は挑発的であることを好んでいる」からとか。

リッポン君、自らの性的指向ばかりかそういった身体的特徴も隠さないところは
ほんとに彼らしい（天パーだけは隠したいのかな？）
摂食障害についても自分が声を上げることでこの問題をオープンにし、それに苦しん
でいる仲間（ゴールド？）を助けたいとか。
オリンピックという公の場を借りてリッポン君、色々問題提起したんだね。
それもこれもリッポン君がオリンピックで素晴らしいパフォーマンスができたからで、
成績が伴わなかったらこんな発言もできなかったと思う。そういう点では「リッポン
劇場」完結でいいのかな？って思う。

あとはあまりの緊張でTESカウンターばかり見てしまったオリンピックの映像、ゆっくり
再生してみるつもり。
男子シングル以外の競技では
ペアのドイツ優勝チームのＳＰ、イタリアチームのフリーがもう一度みたい！
アイスダンスではイタリアチームのフリー「ライフイズビューティフル」がいい！
いづれのペアも女性の表情がすごくよかった！
女子ではメドベデワの「アンナ・カレーニナ」がよかった！キーラ・ナイトレー主演の
映画のワンシーンが浮かんできたよ！

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