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今年の読書集会 [絵本]

バレエ「ライモンダ」に続き、今年のもうひとつの目標だった小学校の読書集会「走れメロス」の
発表が終わりました。
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作品自体は以前上演したもののリバイバルなので製作こそありませんでしたが、一学期から台本起
こしが始まり、新たな場面を付け足したり削除したり、それにともない新たなペープを製作したり、
そして二学期からは操作や読みの練習が始まりました。

昨年の「くもの糸」と同じく”背景の設定が全て”と言えるくらい、この「メロス」の背景の設定も
大掛かりなのものでした。ホワイトボード二枚にポールを立ててボードを貼り、そこに場面ごとの
背景をおしまいから順に設定していくのです。手前の長机2台にはブラックライト2つを置き、
ホワイトボードと長机の間の狭いスペースでペープの操作をします。比較的背の高いメンバーが
ホワイトボードの前後左右で背景の操作を行い、小さい私達が手前でペープサートの操作をします。
読みと音楽の担当は舞台下にスタンバイします。

「くもの糸」のクライマックスがカンダタが必死でたどっていたくもの糸がプツリと切れる場面である
のなら、「メロス」のクライマックスは今まさに日が暮れようとしている刑場にメロスが飛び込んで
行く場面です。ここではだんだん太陽が沈んでいく演出とその前を走るメロスの動き、遠くに見える
磔のセリヌンティウス、といった静と動のコントラストが見せ場となります。
だんだん登っていくカンダタや沈んでいく太陽の動きは背景を上げたり下げたりすることで表現するの
ですが、読みに合わせながらなおかつ左右斜めにならないよう背景を下げていくのはとても難しいです。
なのでその背景の動きと音楽と読み、人物の動きのタイミングが旨く合ったときの一体感は格別です。
こんな小さな手作り舞台であってもそこに臨場感が生まれるのです。
このアイディアを思いついてブラックライトシアターに起こした昔のメンバーの人たちってほんとに
すごい!
本当は私達も卒業までにこういった大掛かりな作品に取り掛かりたかったという思いがあります。
でもそんなアイディアもなければ熱意も時間も全然足りなくて。
なにか小学校に置き土産したかったのですが。
私のことなので息子が卒業してもOGとして来年もこの場にいるのだと思う。
でも自分の子供が卒業した学校にOGとして残るのってやはりアウェイな気分になるそうです。
この現役感は今年で最後なのだわ(涙)

読書週間中の休み時間、低学年向けに絵本の読み聞かせをします。
私が選んだ本
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ちょっと季節感ないけど定番かなと。

そしてこちらは表紙がかわいくて借りた本
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このパッチリとしたお[目]、おこじょちゃんそっくり~~


実は歯の手術が先週終わり、読書集会の時は絶不調でした。読み担当じゃなくてほんとによかった。
手術ははっきり言って2回目のほうが大変でした。手術で免疫力が低下したのか風邪も引いてしまい、
このダルイのは風邪薬のせいなのか手術の後遺症なのかわかりません。
味覚や臭覚がしないのも風邪のせいなのか口のなかに色んな処置がしてあるせいなのか疑問です。
インプラント、今が一番の山場かも。
息子の受験も一次二次と試験が2ヶ月にわたってあるのだけど、一気に終わらないのってツライです。
私も耐えてます。晴れておいしくものが食べられますように[ふらふら]



タグ:おこじょ
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