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2023誕生日 [図書館]

実は発表会から一週間後、富士山ガイドから帰ってきた息子がコロナ
発症、時間差で旦那も発症[がく~(落胆した顔)]
私はすでに感染したせいかならなかったのだけど、欠勤するのは
心穏やかでなかった。みんなが仕事してるときに休む罪悪感半端
なかった。
すっかりこのペースに体が馴染んでしまい、平日に家にいるのが
居心地悪かった。つい3月までそういう生活だったのに。

さらにもうひとつ最近あった衝撃の出来事。それはこの春私がリス
トラされた図書館が、なんと30年ぶりに司書採用を再開したという
ニュース。前の職場の同僚が教えたくれた。彼女も驚いていた。
しかも年齢制限は60歳までで、公務員試験はなし。
「人物重視の選考」だそう。
そう、就職氷河期の私たちにしてみればこんなチャンスはもうない
かもしれないほどのチャンスがめぐって来たのです。
なんでこんなことになったのか現場にいたから私もよくわかる。
以前も書いたけど、ここの司書職にある人たちはみんな私の世代より
上の人たちで、正職員が退職しても非正規で補充してきた。
そして私を含めここ最近、非正規をリストラしてきた。
つまり今の司書職の人たちが退職した後を引き継ぐ人がいないのだ。
指定管理になるという噂もあったけど、なんとか自前で育成する
方針転換したんだ。しかも新卒でなく中途。新卒が育つの待つ
余裕なんてもうないから。

もちろん私も一晩考えた。すご~く悩んだ。一瞬で今の仕事が
色褪せて見えるくらい悩んだ。そしてまた「もし3年前あの内定
蹴らなかったら?」という堂々巡りが始まった。あの時採用されて
れば3年後の今、正職員になれるチャンスがめぐってきたのか?
いやいやすべては結果論でしょ。あの時私は3年後に解雇される
なんて思ってなかった。3年後に正規募集があるなんて予測できなかった。
こんなチャンスは二度とないかもしれない。でも今の自分の気持ちと
してはここでこのペースで仕事するのが楽なので、このペースを
乱したくない。せっかく掴んだ居心地のいいポジュションを失い
たくない。5年間は長い。そして5年後もまた違う形で道が開ける
のでは?という楽観的観測。

そんな結論を出したその日、司書募集の一時取り下げのニュースを
知る。なんかあったなと気になっていた矢先、出かけ先から帰宅する
途中、このニュースを教えてくれた超本人とばったり遭遇。
いや毎朝改札であっているのだけどこの時はお互い帰宅途中だったの
ですっかり話こんでしまった。積る話が山のようにあったから。
レストランの目の前で一時間立ち話して結局そのレストランで食事し
て更に閉店近くまでしゃべった(どんだけ)
彼女曰く、この募集が取り下げられてみなホッとしてると。
わ~私と同じ。選択肢が増えると悩む。今まで散々更新の時期に
秤にかけられてきてもう疲れた。選ばれる保障がない。ホンキで
応募するだけ損。時間の無駄。←これ今年不採用になった私の意見と
おんなじ。こっちは採用されると信じて真面目に応募書類作って
小論文かいて面接して、そして3週間も待たされたあげく不採用
になったんだから。時間と労力返せって思った。
だから受けたくない、悩みたくない、このままでいいってそりゃ
思うよ。正直私たちの願いは昇給より雇用の安定だから。
その他にも彼女の愚痴やら私の恨みつらみやら。彼女、ごめんね
意地悪で、って言ってたけど私の本性も意地悪なので平気だよって。

彼女と私、同じ年ということもあって在職中はガチでケンカした間柄。
でもそれをきっかけに彼女は変わったんだよね。急速に仲良くなった。
ライン交換したのも最近だった。ラインしていて私の言いたいこと
全部彼女がわかったててることが嬉しかった。私がモやってること
彼女が全部理解してることでどれだけ腹の虫が収まったことか。
私の解雇が決まったときも今はなに言われてもツライよねって
黙っていてくれたことも、上から落とされるならわかるけど
そうじゃなかった(先輩の虎鉄くんママは採用だったのはなぜ?)
という疑問についても、採用基準がはっきりしないから納得いか
ないよねって。そーなのそーなの私が言いたいのはそーいうこと
なの。この歳になるとみな賢くなるし利害関係もあるから人の悪口
なんて言っても絶対のってこないけど、彼女はのってくれるので
正直すっきりした。私はこういう話がしたかったんだって思った。

今の職場でも私ちょっともやってることがあって。前職の時と
同じく前任者の仕事をとらないよう気を使っていたら見事に
自分が上げた案件とられた(汗)、、彼女も一人子供図書館
に異動になって他のスタッフが一般窓口の研修受けてるのに
自分だけ受けられないことが苦痛を言っていたけど、私は
自分の仕事とられるのが一番苦痛。というか地雷。
欲ばかりだから。
今はすごくすごく耐えて他の仕事してる。
いい人でいたいという予防線が強すぎて、後から後悔する
パターンが職場でもバレエでも多すぎる。違うと思ったら
当事者がいるその場で言わなきゃだめだよね。私はなんとなく
確信がもてなくてそこで譲ってしまい、逆に言い張る人見て
うざって思ってた。なので自分もそこで譲らずに強引に話を
もっていって、あとから居心地悪くなったらどうしよってすごく悩む。
今でもどうすれば良かったのかわからない。

そんなこんなで誕生日でした。誕生日だからというわけでは
ないけど、個人型確定拠出年金?の申込みしました。あと自腹
人間ドックの申込み。いずれも職場の補助が出ます。
今、私の置かれている状況はそう悪くはない。
すんごく心躍ることもないけど、すんごく悶々と過ごしている
わけでもない。とりあえず前に進む、ここで仕事することが
最善の選択である、仕事こそが精神の安定である、という確信
のもと毎日を過ごしています。




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