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バレエ教室過去・現在・未来 [バレエ]

「オダリスク」本番でした[ぴかぴか(新しい)]
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その日は2時から私が昔いたキャサリン先生のジャズダンススタジオ20周年の舞台があり、
5時から息子のローズマリー教室でレッスンがあり、7時半から私のチャイニーズスタジオ
の本番があるという、私の過去と現在そして今後のバレエ人生が色々と交錯した一日となりました。

というのもこの20周年の舞台は一度出演を打診されてたんだよね。チャリティーコンサート
とかぶるから断ったけど、過去のメンバーたちにも声をかけたみたい。
んでひとりで見に行った旦那の話によると過去の懐かしのナンバーが盛り沢山だったとか。
見たかったなあ~~出る気はなかったけど出演者だけが知る過去の名作ナンバーを再演してくれる
またとない機会だったなんて。やっぱりキャサリン先生の舞台が一番って今でも思ってるから[グッド(上向き矢印)]
それでも私がここを去る決意をしたのはジャズでは二軍どまりバレエではトウシューズで踊らせて
くれなかったから。遠方でもあったし仕事を始めたこともあり10年の節目の舞台で見切りをつけた
のでした。でもこうしていい関係続けられて嬉しい。
こちらもあちらも高齢化が進んでいる現状に変わりはありませんでした(笑)


さらにローズマリー教室のほうですが、こちらは来年の発表会がチャイニーズスタジオとがっつり
かぶってしまい、出演をお断りしたのでした。私は迷わずチャイニーズスタジオのほうを選びました。
んでローズマリー先生には正直に他の教室の発表会があるのでって言った。察しはついていたのか
はたまた寝耳に水だったのかはわかりかねますが、ついに二股かけていたことをカミングアウトする
結果となりました。
日程が半年ずれてれば今までもそうであったように発表会ハシゴしてもよかったのですが、
二日しかずれてないので仕方がない。さらに会場が市内の文化会館ではなく都内になり、それじゃあ
お客さん呼べないなって思ったこともありました。
そもそも先生からは次回の発表会はおさらい会のような形で全幕ものはやらず、子供の発表の
場にすると聞いていたし、何より昨年の発表会以来、大人クラスのレギュラーメンバーは私1人
になってしまったので、私的にはもう出演のお呼びはかからないくらいに思っていたのです。
でもいざ発表会情報が解禁されると私たちもメンバーに入っているような口調で、さらに今休ん
でいる大人クラスの人たちも発表会には出たいという声があったり(だったらレッスン来てよ~)
私はすっかりチャイニーズスタジオのほうに出るつもりでいたのでマズったなあと思い、本当の
理由を伝えなくてはと思ったのです。

もちろん確かにここの舞台はもういいかなという思いもありました。ここほどあからさまな
エイジハラスメントを経験したことなかったので。エイジハラスメントというか同じ年齢でも
ここのスタジオ出身者と大人クラスからきた人との扱いが明らかに違うことに納得がいかなかった。
プログラムの名前の順番から衣装の色、踊るポジション、名前の呼び方(下の名前でなくあくまで
姓で〇〇さん、なんです)まで、なんでそこまで違いをつけたいのかなって逆に不思議に思うくらい
自分の愛弟子と外部の人間とを区別したがる先生なのです。
でも私が発表会に出ない話になると先生は電話をして下さり、「次回はバリエーション踊って
もらうつもりでいたのよ」「いままで大人クラスの方にはパ・ド・ドゥとかはやらせてこな
かったけれど、長くレッスン受けてこられたので希望があればやってもいいのよ」とか「私は
古い考え方だけど、ほかの教室では大人の方でもバリエーションやパ・ド・ドゥやらせるの
よね」とか。、、、私はバリエーションやパ・ド・ドゥやりたくて余所の発表会出るわけでは
ないのだけど、ほぼ図星だなと思って聞いてました。大人でももっと踊りたいのです。同じ
レッスン受けてるなら年齢でなく実力で勝負しようって思う。先生は「私もいつが最後の舞台
になるかわからないからみんなの希望をかなえてあげたい」とそれを私に伝えたかったようです。

以前キャサリン先生のところでもスタジオの発表会とローズマリー教室の発表会がぶつかったとき
に出演を断ると「トウシューズ履かせてあげるから出ようよ」って打診されたのでした。
まさにこの時と同じことを言われた気分だった。私は自分の本心押し隠してレッスンに出ることで
熱意を伝えようと頑張ってきたけれど常に裏切られ、いざ他の教室と秤にかけようとしてる
とそうやって核心を突いてくるんだよね。そしてその誘いバッサリ断ることで私はささやかな
意思表示をするのした。私にだって優先順位はあるわけで。
結局私の本心知ってて私の踊りたい役を他の人にやらせてたってことだよね。
(もうひとつこれはキャサリン先生のところだけど、私がリクエストした曲をその時は却下して
おきならが後の発表会で他の人に踊らせるのってそれもどうよ?)
チャイニーズスタジオでは大人でもバリエーションもソロパートもやらせてくれるし、群舞では
平等に背の順で踊らせてくれるし。
もちろんキャサリン先生もローズマリー先生も大変よくしてくれたし、だからこそその教室を
選んだわけだけど、やはりこっちも発表会がすべてなのでそこで評価されないのなら見切りを
つけるしかないのです。
キャサリン先生のレッスンはずっと続けたかったけど、先生の誘いを断った時点でフェイドアウト
しようって思いました。ローズマリー先生のところはすでに大人クラスは単発でしかレッスンして
ないので顔を合わせることも少なくなってきたのですが、ここでは息子がお世話になっているので
良好な関係を保ちたいのです。教会が一緒ということもあるのでお互いのためにもいい関係でいたい。
ローズマリー先生は子供を教えるのはベテランなのでそれこそプロを目指していないレベルなら
ちょうどいいんだよね。地元で格安でボーイズクラスがあり、さらに月1で現役ダンサーが指導
にきてくれるという点で有難いのです。なのでもちろん息子は来年の発表会に出ます。
先生はソロを踊らせたいとおっしゃるので私も喜んでサポートするつもりです。


かくしてその日は旦那はキャサリン先生の舞台を見に都内へ、私はチャイニーズスタジオのメンバー
としてチャリティーコンサートへ、息子はローズマリー教室のボーイズクラスへとそれぞれ別
の場所に行ったのでした。旦那はその後、母と姉と私たちの舞台を見に来てくれましたが。
本番は最後のほうだったこともありお客さんは少なかったし、場当たりがなかったためほぼ
ぶつけ本番状態でした。昨年の「バヤデール」よりはましだったかなあ~結構練習したし。
ミスはなかったけど舞台が広すぎて思った位置で踊れなかった。でもバレエスタジオの人たち
多数、図書館の人たちも何人か見に来てくれたことが何より嬉しいご褒美でした[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

その後の打ち上げでは出演した他の教室の噂話やら来年の発表会の話やらが出たのでしたが、
その中でもしきりに「旦那さんと発表会でないの?」って話が出るのです。う~んうちの旦那は
発表会踊りたいんだろうか?少なくともパ・ド・ドゥはいやとか王子は絶対いやとか言ってた
からなあ、、あと息子さんのバレエはどう?と聞かれ、チャイニーズスタジオでボーイズクラス
始めるならぜひ行かせたいと言ったら「よその教室の生徒はとらない」とはっきり言っていまし
た。子供は共有しなのがルールみたいです。
今までの情報をまとめると来年の発表会はローズマリー教室では「ナポリ」と「シルフィード」
のいづれもブルノンヴィルスタイルの古典バレエの抜粋を、チャイニーズスタジオではどうやら
バランシン振付の作品にチャレンジする模様。私のバレエ教室過去・現在・未来はこんな感じです。


チーム☆オダリスクは本日にて解散[わーい(嬉しい顔)]

タグ:バレエ衣装
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