本番でした

「仮面舞踏会」を練習していた日々がついに終わりました。

頂いた花束


先生へのプレゼント



なにせ息子の受験期間中、悶々としながらも練習してきた曲だったので感慨深いです。
息子の「長靴をはいた猫」も受験期間中も休まず練習したきた曲です。
あの頃、来年の７月２日なんて遠い未来のことのように思えた。受験の結果がどうであれ
発表会は出よう、というのが私たちの約束でした。ボーイズクラスも一時はどうなる
ことやらと思いましたがなんとか３人揃って本番を迎えることができました。
４月に地震があったときはなんだか一寸先も闇という気がして、それこそ７月２日まで
何事もなく過ごせるのだろうかという不安な気持ちにさいなまれ。
さらに振付のことや自分たちの立ち位置のことで色々と不満がつのり、先生とは最後まで
ギクシャクしてしまい、、、、。


それでも舞台は不思議です。なんだかんだ楽しむことができた。まったくの予定調和。
前日夜のリハーサルから当時打ち上げお開きまでほんとにノンストップでした。怒涛でした。
朝、家でシニヨン作って楽屋入りし、メイク開始。お昼をはさんでゲネ→記念撮影。
３０分まえに開場、５分前のチャイムがなり、そしていよいよ本ベル→暗転→緞帳。
自分の出番がきて舞台にたつと目の前にはお客さんの面々が。開場に響く音響やスポットライト
を感じながら踊る本番はやっぱり快感！今まで一緒に練習してきた仲間の息遣いを感じならが
踊る瞬間も最高！！

本番前に先生へみんなでメッセージを書いたのですが、そのときみんなが口をそろえて言って
いたのが「仮面舞踏会」が踊れて楽しかったということ。曲調もすごくいいし、衣装も仮面
もぴったりだよねって。私も同感だわ。ちょっとダークなこの曲がほんとに大好き。
おんなじ曲調の繰り返しですが、なんか”踊り狂う”ってイメージなんだよね。
色々あったけど先生とあーだこーだいいながら作り上げたこの曲にすごく愛着を感じます。
そしてその時間がすごくすごく楽しかった。バレエの発表会までのこのあーだこーだの時間が
好きだわ。絵本サークルでの本番までのあーだこーだも大好きだったりします。
ほんとにお金では買えない貴重な時間です。

そして本番が終わった後のロビーでの見にきてくれた人とのご対面タイムも大好きな瞬間です。
ここでの笑顔はどんな言葉にも代えがたいご褒美です。この瞬間を思い描きながら練習してる
と言ってもいいくらい。ここでの自分を見てもらえばもう何にも語ることなんてないわけで。
今回は前回に引き続き職場のダンス好きな方々、絵本サークルのやはり舞台好きなママ友が
見にきてくれました。それから教会関係の知り合いの方と、今回はチャイニーズバレエスタジオ
の人たちが。チャイニーズ先生は来られなかったのだけど、なんと打ち上げの後ボーイズ引き
連れて帰宅する途中、やはり帰宅途中の先生と遭遇。次回はこっちの舞台に立つんだ~と思いながら
帰ってきました。
んで次の日は今回見にきてくれた人たちと普通に出勤して１日仕事。今日は今日でチャイニーズ
バレエスタジオでレッスン＆「バヤデール」の練習、でした。とりあえず仕事もレッスンも”休む”と
いう選択肢はない私なのでした（どんだけ）

さらにミャンマーから発表会のために滞在中だった彼女がいよいよミャンマーに戻るという事で
急きょ「お疲れさま会」なるものが明後日計画されたのでした。
こういう計画はいつもあっという間に話がまとまるのでした。
、、、なんか終わったなあ～って言う感じです。まあここの教室についてはボーイズのあれこれも
含め後日談として書きたいと思います。

楽屋にて