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Top 40 [学校生活]

今、学校ではこんなことしてるそうです。
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卒業式までのカウントダウン。先生、切ないだろうなあ、、、、
でも息子はきちんとバトンをつなぎました!!
息子がつないだバトン、それは昨年のサッカー部部長から渡された中高一貫公立校入学への
バトン。そしてすでにその子の弟くんが息子のバトンを受け取るべくスタートを切ったそうです!!


さて前回紹介した本が教育のプロの意見であれば、こちらはあくまで素人の感想です。
まずは親の私より早く今回の受験を総括してくれた私の父の覚書↓

「今回の受験を見ての感想 何が役にたったのか」

塾での勉強、家族の助言が直接役に立ったとは思えない。
○くん個人としての”資質””実力”で合格したものである。

それでも後輩に助言するとするなら、、、
●全国公立中高一貫校過去問題集を大量に勉強することによって、どんな問題にも対応できる
「やわらか脳」を作っていくことが大切。
(出題形式が私立入試とは異なり、各教科横断型の総合テストの色彩が強いので、単科型既製
知識 の詰め込みによるマニュアル的思考では通用しない)
●出題された問題の意味、何が求めれているかをすばやく理解する「読解力」が大事。
●記述式の解答が求めれ、作文も大きな比重を占めるので「表現力」を磨くこと。
(つまりは「国語力」。○くんの国語力を評価して一貫校受験を勧めた担任の先生の着眼は
 さすがである。小さい時からの読書、公文の勉強も基礎力を養う上で意味があった)


私も同感です。塾やじいじや私がこの半年間、息子に教えようとしたことはいわゆるテクニック的
なことだったのだと思う。試験問題の時間配分、試験一週間前の過ごし方や受験に際しての心構え、
とにかく最後まであきらめず一点でも多く点を稼ぐ、などなど。
なのに肝心の本番で息子はボーナス問題とも言える問題をケアレスミスしたり、あれほど練習した
作文でも「自分の経験に基づいて」という部分を見落として書いてしまったり、、、私もじいじも
ガックリでした。一次も二次も受験者の4割しか合格しないと聞いていたので、そういうミスが
命とりなのではないかと。、、、なので合格発表で息子の番号を見つけた時は孤につままれた
気分でした。一体何が合否をわけたのかと。



何が合格を決めたのか?塾の先生に尋ねると単刀直入に一次二次の適性検査の総合得点ですと。
それは受験前の塾での説明会でも言われていたことで、判定基準の中心はあくまで適正検査の総合
得点であり、学校の報告書は参考程度、面接は恐らくA,B,C評価でボーダーラインの入れ替えの参
考にする程度、ということでした。学校側は判定基準は公表していませんが、本人のみに適正検査の
得点の口頭開示及び学校の報告書の閲覧を許可しているので、きちんとシビアに採点してますよと
いうことなのでしょう。
さらに塾の先生にどの子が合格するかしないかはだいたいわかるのか?と聞いたところ、これも
単刀直入に全国模試で偏差値66?以上で県内公立中高一貫校模試で10番以内の子はだいたい
合格する、との返答でした。確かにそれもそう言われていたし、そのラインの前後をさまよっていたので、
親としてはギリギリボーダーライン?という認識でいました。


そんな成績で本番の試験もそんな感じで、けして実力を発揮したとは思えないのだとけど、こうして
9.8倍の倍率を突破できたということは、先生の言うとおり適性検査の得点がきちんととれていた
という事なのかもしれません。そしてテクニック的な面でなく、じいじのいう「資質」が問われる問題
だったのではないだろうかと。出題者が意図する答えをきちんと導き出せていたのだとしたら、それ
はやはりじいじの言うとおり、息子の「国語力」「やわらか脳」のおかげだったのかもしれません。
そしてそれが小さい頃から続けていた公文や読書で培われていたものであるのなら、私はすごく
すごく嬉しい(涙)

ただ私が推測するに、こういった記述式の問題であると色んな解答が出てきて、かなり微妙な得点
で並んでしまうのではないかと思うのです。なので結構学校の報告書や面接は大きな比重を占めて
いるではないかと。だって、たった40人(男子)の生徒を選べと言われたら、先生たちは絶対選り
すぐると思うのです。単純に得点の高い順に選ぶとは思えない。
どんな子がいたらクラスが活気付くか、まずそれを考えると思うのです。
実際、中高一貫公立校で選ばれやすい子供の条件として巷では「”長”の経験がある子供」「運動が
得意な子」があげられています。私も昨年合格した子がサッカー部の部長だった子あの子と知った
とき、直感的に学力だけでなく人間性や人物が評価されての合格だったのだろうと思いました。
奇しくもその子が小5のときの担任が今の息子の担任の先生だったことにも納得できた。
恐らく先生が注目したのはそういった「リーダーシップ」、そして勉強だけでなく部活動にも積極的な
姿勢だったのだろう。んで受験を勧めたのではなかろうかと。
思うに中高一貫公立校は小学校と密接につながってるではないかと。
保護者対象の学校説明会の他に学校関係者対象の説明会もあるくらいなのでまあ間違いないでしょう。
んで学校が望む子供像、ひいてはこれからの国が求める人物像などを語っているのではないかと。

それからもうひとつ重視されていると思われるのが「コミュニケーション脳力」。これは面接で見られて
いるそうです。面接の内容ではなく、見られるのはきちんと大人との会話が成立しているかどうか。
この「大人の」もキーワードのひとつかと思われます。塾の国語の先生のお便りでなぜ国語を勉強する
のか、なぜそれが受験科目となるのかについて「大人の考え方が出来るかどうかの試験」なのだと書か
れていました。つまり中学入試とはこれから広がっていく世界で通用する大人の言葉、大人の考え方が
できるかどうかを試す試験、と言えるのではないかと。
私も同感です。やはりどこかの本に中学受験に向いているのは早熟な子供、と書かれていた記憶が
あります。その子の精神年齢がまだ幼いようであれば、親は思い切って中学受験を見送るべきだと。
私が中学受験を決意したのは何度も書きましたが、息子が6年に入ってすっかりお子様から卒業した
ことに気付いたから。自分の息子を客観的に観察できる授業参観で、うちの息子がすっかり声変わり
して他の子よりも落ち着いた様子で発表してる姿を見てそう思った。こんな風に落ち着いてプレゼンで
きて、その上水泳部で健康的に日焼けして体もしまっていて、おまけに有難いことに今だにメガネもか
けていない(うちは一族郎党みな近視・汗)わが息子はかなり好印象だ!と親ばかにも思ったのでした。
成績は同じくらいでその中で40人選べと言われたら、こういう子供を選ぶのではないか?という根拠
はこの辺にあります。
しかもうちは一発勝負。面接の時は散髪もし、洗い立ての上履きを履いて気合を入れていきました。
絶対ここに入れて欲しいという親の願いも伝わるように。

合格発表の時はその願いが届いた喜びでいっぱいでした。でもここで泣くのはよそうとぐっとこらえました。
やはり合格した子ばかりじゃないので。涙は卒業式までとっておきます[ぴかぴか(新しい)]



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