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専業主婦になって思うこと② [日常生活]

 とある働く女性の言葉です。本に載ってました。「主婦がいくら仕事しても家庭に片足つっこんだパート では「パート主婦」です。フルタイムの仕事をしてはじめて「主婦」から「会社員」と呼ばれるのです」っ て、結局再就職しても収入得ても「主婦」は「主婦」なの?そうです。今や「専業主婦」こそ「負け犬」な のです。どうもがいたって主婦は主婦。再就職したところで「小遣い稼ぎのパート主婦」でしかないの です。 子なし、コブつきにかかわらず、働く女には収入・キャリアではどうやったって勝ち目なしなの です。

 そして「専業主婦は社会との接点がないから話があわない」とか言われちゃう。でも「会社=社会」な の?って思う。仕事してるときは職場と家しかなかったけど、今は地域で子育てしてる。地域での接 点はあるよ。子育ては地域と関わらずしてできないもの。地域だって社会だと思うけど?仕事関係以 外の交友関係はめちゃくちゃ広がった。ママ友ばかりであるけど、会社内での付き合いよりは深い付 き合いをしてる。今の子育てって頼れるのはママ友だけなんだよね。それこそ預けるところないし。  共働きの主婦だって結局は「いざというとき頼りになるのは専業主婦の友人」って、なんかそれはNG ワードな気がする。育児や介護をタダで女性に押し付ける男性社会の発想そのものだよ。
 同じマンションにも共働きの女性がいるけど、彼女の専業主婦蔑視はずごいよ。「私は、専業やって るわけでないから」って専業主婦のこと言ってるのねって気づいた。それどころか、「幼稚園ママ=あわ よくば仕事しないですまそうとしている人たち」「5時でお迎えにくる保育園ママ=ほんとに仕事してる の?パートかなんかだろうけど」って驚くべき発言続出。二言目には「私は家事とか苦手だから、とても マネできない」って、別に家事得意だから主婦やってるわけでないのに。彼女のこの強気な態度は仕 事へのプロ意識ゆえなんだろうな。彼女にとっては暇な主婦はイライラさせられる存在なんだろうな。 怒りより、しばらくへこむ。
 もうひとりママ友でいるのが、会話のそこここに自分の学歴、職歴をちらつかせる人。そのクセさえ なければ良い友達になれるのに、私はどうも過剰反応なのか鼻についてならない。
 隣の芝生が青く見えるときほど自分は動揺する。彼女たちが少し弱音は吐いたり、協力を求めてく ると「やっぱそーなんじゃん」って思ってしまう。こういう感情っていやなもの。私の人生満足度は彼女 たちの人生と関係ないはず。
 みんな自分の生き方を肯定したくて色んな態度にでたり、本を書いたりするんだろうな。自分の立場 から世界がどう見えるか、結局は都合のいいようにしか見えないのだけど。
 私ができるのは手持ちのカードでなんとかすること。もうカードの枚数を増やそうとして貪欲になるよ り、手持ちのものこそ活かしたい。私には私のPRポイントがあると開き直る。
 35歳の女性の立場ってそれぞれ。未婚、既婚とか、仕事してる、してない。子供いる、いない。一人 っ子、子だくさん。一人の女性でも色々な側面があり、会話に気を使う。ひとりとして同じカードをもつ人 はいない。
 願わくば私はどんな友人に対しても、気配りのできる人間でありたい。


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