そしてまた船出

今度乗ったのは日本一の船

入学式、保護者の参加は不可、会場周辺に集まることも不可、と言われましたが
赤門開門の情報を聞き、オンライン入学式を見た後、息子と赤門で合流しました。

赤門の内側の桜、まだ咲いてました

＜追記あり＞

地下鉄の駅を降りたあたりから新入生と思われる学生たち及び保護者たちが沢山
見受けられました。だよね、絶対行くよね。一生に一度のハレの門出、写真撮り
たいよね。だから赤門開門なのよね？耐震基準上問題ありなので、普段は開門
してないそうです。

そしてこの日は初夏のような良いお天気。高校の卒業式も今回の入学式もスーツ
着ないで済んだのはそれはそれで楽だった。学校のイベントって暑いか寒いかの
どっちかだから。
そんなんで入学式後の赤門は大混雑でした。地方の保護者だってそりゃくるでしょ。
おじいちゃんおばあちゃんだって来ちゃうでしょ。

初めて見た本郷キャンパスは外国の街並みのようなキャンパスでした。
赤門から正門へのイチョウの並木道は落ち葉が敷き詰められていて、歩くと
枯葉の香りがしました。
正門から医学部付属病院手前、三四郎池、地震研究所前まで歩いてみました。









少しだけわかったことは本郷キャンパスの建物は震災でほぼ焼失し、その時の学長
がゴシック建築の様式で立て直したそう。なので学長の名を冠してマエダゴシックと
呼ばれているそう。左右対称の建物が多く、道をはさんで左右対称に建てられてい
ることがわかります。（どっかで読んだ。違ったら直します）

なんか本当に外国に来ているようで楽しかった♪
後日、赤門中側の桜の木の前に息子がスーツ着て立っている写真を父に見せたら、父号泣。
「立派だ」って喜んでくれました。旦那の方のじいじもそりゃあ喜んで、毎日「どうだ？」
って電話がきます。私がしてない親孝行を息子がしてくれてます。これで寿命が10年は伸び
たはず（笑）

＜追記>
後日、じいじが俳句を詠んでくれました

サクラサク　萬感去来　視野霞む

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022年　春
父の話では、昔地方の受験者には合格発表は電報できたそう。
そして合格者には「サクラサク」
　　不合格者には「サクラチル」という電文だったそう。
私も受験に関しては色々苦い思いをしてるからよくわかるよ。

タグ：東京大学 門出の詩