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バルテュス展 [日常生活]

週末、東京都美術館のバルテュス展に行ってきました。
「バルテュス、自身を語る」という本を図書館で借りた時、それを見ていた職場
の仲間がもし興味があるならと招待券をくれたのです!
んで母を誘って久しぶりに美術館へ。
絵画を鑑賞するなんて子育て世代には一番無縁な嗜みだわ。
しかも挑発的なポーズの裸体の少女の絵ばかりとなるとさすがに子供連れ
ではいけない。
私が興味があったのは節子夫人のライススタイルであって、けしてバルテュスの絵
というわけではなかったのですが、せっかくのご好意なので怖いもの見たさ?で
行ってきました。

私がいいな~と思ったのはバルテュスが描いたという本の挿絵です。
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額に入っているのは「ミツ」というタイトルの絵本の挿絵で、バルテュス10歳の
時の作品だそうです。
なんでも「ミツ」という名前の猫を飼っていて、その猫がいなくなってしまった
実話を絵本にしたそうです。
子供らしい内容に版画っぽい絵柄が気に入り、帰りにイケヤに直行し額を購入しました。
6枚並べて飾る予定。

赤い表紙のはエミリー・ブロンテの「嵐が丘」の挿絵。
こちらも若き日のバルテュスが描いた作品で、後の彼の作品に見られるモチーフや
人物のポーズが描かれている点で貴重だそうです。
これぞまさに「嵐が丘」の世界、ともいえる荒涼とした雰囲気がすごくいいです。
主人公ヒースクリフの顔は若き日のバルテュス自身で、恋愛に悩んでいた自分自身の
投影とも言われています。確かに反逆児然とした佇まいヒースクリフに通じるものが
あります。これはもっと自分のプライベートな空間に飾りたいなあ。今はないけど。

帰りに姉と寄ったイケアではこんなものも買いました。
013 (300x400).jpg
ソーラーライトで夜のお庭をライトアップ。

この週末はダンナも息子も不在で仕事も2連休で、な~んも
することなかったのですが、母と姉とチケットくれた友人のおかけで
楽しく過ごすことができました♪



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