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全米&欧州 2014 [フィギュア・スケート]

全米&ヨロ選、なんとかJスポ復活させて見ました~~
今回は試合時間が夜の時間帯だったので後半グループはライブで観戦できた。
オリンピック直前で否が応でも盛り上がる会場の様子が伺えました。

やっぱりオリンピック出場を賭けた全米とほぼ代表が決まってるヨロ選とじゃ
様相が違うね。
なんていうか選手の背負う悲壮感?が違うわ。
全米も全日本と同じ、ここ一番のガチンコ勝負。
代表の座をめぐってライバルとの一騎打ち。
実際ここで敗れて引退を余儀なくされる選手だっているわけで。
国内2番手、3番手からの下克上の場でもあり。
まさに選手生命かけた闘いだよね。

今回のアメリカの代表選考は今までと違って一発勝負ではなく、今までの成績を
考慮したうえでの選考となると聞いていました。
ミッシェル・クワン級の選手がいるわけでもないのになぜなんだろ?
今までそれでうまくいかなかったということ?
5位以内に入れば救済の余地ありということで少しボーダーラインが下がった。

試合を見ていてワグナーやリッポンくんはSPの時は割りと救ってもらった感が
ありました。ミスがありながらもなんとか最終Gに残してもらってた。
つまりオリンピック選考の枠内だったのだろうな彼らは。
最後まで戦わせて代表を決めようというジャッジの期待値みたいなものが
感じられました。全日本の時もそうだったと思う。


全米の結果と代表の顔ぶれは私的には妥当だったと思います。
男子も女子も実績&知名度もある3位の選手を代表にせず、2位の無名の
若手を選んだということは、結局全米の結果重視、だったみたいね。
ワグナーは3枠あったからこそ滑りこめたわけで。
それはそれで彼女にはぜひオリンピック出場してもらいたかったのでホッ。
そういう点ではアボットは自力で勝ち取ったね!
アボットもジェイソン君も大好きなのですごく嬉しい!!
ジェイソン君のリバーダンス、オリンピックでも物怖じせずに披露して欲しいです。

全日本・全米ともに見終わって改めて思うのはオリンピックに出られると出られないじゃ
天と地の差だ、ということ。出たくても出られない選手の方が多いわけで。
オリンピックのメダル云々の前に国内大会で敗れ去っていく選手たち。
それも後一歩というところで、、、今回もそういうシーンが多々見受けられた。
年齢的なピークもあるし、4年間モチベーション保つのってそう簡単なことじゃない。


そしてやはり今はここにいないジョニーのことを思う。
よくぞ代表になってくれた、よくぞこの全米でその座を勝ち取ってくれたと今改めて思う。
しかもなんの救済も借りずに。あれこそ奇跡だったんじゃないかと思う。
あの当時はジュニア・チャンピオンあがりのリッポンくんやキャリエール、4回転を武器に
したムロズくんは脅威でした。
手強そうな若手が現れるたびにアメリカ男子も世代交代かといつもヒヤヒヤ見ていた。
でも結局ライサ・ジョニー+アボットクラスの選手はその後も現れなかった。
女子だって未来ちゃんやキャロラインが出た頃は真央ちゃんの次世代ライバルかと
思われていたのに。
彼らも勢いのあるときだったら難なくオリンピック代表に選ばれていたのかもしれない。
今回の2位だった選手を見るとノープレッシャーの勝利って気がしなくもない。
そういう点ではロシア女子は怖いものなしだわね。
恐ろしいことにオリンピックの金メダルはそういう選手がさらっていくケースが多いし。

ヨロ選も終わってみればロシア男女が表彰台を占めていました。
オリンピックに向けてじわじわとフィギュア王国の”逆襲”が展開されつつある模様。
なにせあと数週間後ですから。


タグ:全米選手権
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