バンクーバー五輪 男子ＳＰ

ひとことでいえば想像どおりのＳＰの結果でした。
悔しさもわかない。
無難にヨーロッパ、北米、アジアの第一人者がヨイショされて。
トリノの時でさえこんなに点差はなかったよね？？（調べる気力なし）
トップ３人以外はかなり抑えられた感があります。ジョニーに限らず。
だからもう悔しさとかないのかも。ジョニーだけじゃないから。

不安要素を抱えた人たちはやはり本番でそれが出てしまった感じ。
ジュベールの演技ですでに凍りつき、画面が正視できなかった。
ライバルの存在が彼を狂わしたとしか思えない。
やはり大技頼みの演技はリスクが大きいって思った。
パトリックやアボット選手は五輪のプレッシャーに押された感じ。
でも大丈夫。彼らには次がある。国のトップである限りいつかきっと
どこかで勝たせてもらえる。
ベルネル選手は、、、もうああいう展開に本人も慣れてしまったいるのか
ジュベールほどの悲壮感はなかった気がする。いつかどこかで復調
して下さい。

ジョニーはもうまったく想定内の順位。ノーミスの中の最下位。（除・ランビ）
最終Ｇには残れたのかな？？ＳＰは５人のグループ分けだったよね？
なんか怖くて知りたくないかも。やはり最終Ｇに残れないと不利だ。
でもがっかりと同時にホッとしてる。どんな結果であれファンとして落胆した
ジョニーは見たくないから。あの大舞台で実力を発揮したうえ、前回トリノとは
まったく違う魅力で会場を沸かせてくれて本当に本当にどれほど嬉しかったか。
やはり修羅場をくぐってきた選手は強い。
ジョニーのＳＰはどんな大舞台でもブレない。
ベテランといえど劣化はしていないことは確か！
この４年間を見ていて今ジョニーはもっとも安定していると感じる。
どんなにやっても得点が出ないこの状況では開き直りの境地なのかな？
今回は結果的に滑走順よかったと思う。前すぎず後すぎず。
やはりグループ一番滑走は絶対的に不利な気がする。
今回のジュベは滑走順早すぎたかな～って思う。
それからペアの川口さんたちも。あの状況ではやはり４回転に挑むべきが
迷いが生じるよね。
でもだからと言ってほぼ勝負がついた後の最終滑走はキツイ。
失敗した時点でジャッジも観客も真剣に見ちゃいないと思うもの。

男子の試合を前に荒川さんの「フィギュアスケートを１００％楽しむ方法」
という本を読んだのけど、彼女曰く「新採点方も旧採点方も曖昧さは変わらない」
「新採点方に勝つにはジャッジに鈍感であること」なんだそう。
まあ誰よりも新採点方を攻略した彼女の言うことを真に受けていいのかは
わかりませんが、選手ももうそういう境地なのだと思う。
それが演技に悪影響を与えないためには鈍感であったほうがいいのかも。
今回のキスクラで不満をあからさまにしたのはブレジナくんだけで、やはり
若いな～って思った。みんなみんな心で思ってるんだろうに。
この競技がそういう競技であることをよくよく理解している。

今回も改めて思ったのはジョニーにとってのキーパーソンはアボット選手
なのだということ。彼の出来次第でほんとにジョニーはメダル圏外に弾き出
されたと思うのです。
この展開はＮ杯とファイナルに似ている。ランビとブルがいなかっただけで。
、、だからジョニーの表彰台の可能性があるとしたらあの時のフリーの展開
なのだろうな。
もう私もあまりに連日緊張が続いたせいか無心の境地になるつもりです。
何かを願ったりするとそうならなかったときすごく動揺してしまいそうで。

それと私はいつもいつもそうなのだけど、絶対ネタバレしたくないというこだわり
があって、情報をシャットアウトすることに神経すり減らしてしまうのです。
そう何も知りたくないの。公式練習の様子も滑走順すらも。
そういう情報で入らぬ心配したくないのです。見たいのは演技だけ。何も知らない状態で
その選手の演技を見たいのです。まあこだわりというかそれが普通のスポーツ観戦の
姿勢だと思うし。それになんだかんだ言って心の準備ができてないところに受け入れが
たい現実を見たくないという予防線の意味もあります。
今までファンもいっぱいいっぱい鍛えられきましたよね。
それもあと少しなんだと思うと、、、ホッとするような気もします。
ほんとに今は何も手につかなくて、こんなブログをダラダラ書いています。
今日１７日はこの春入学する小学校の入学説明会で、はじめて小学校に足を踏み入れ
てきました。思い返せばトリノの男子シングルの三日間、私は市の女性センターで再就職
セミナーを受講していたんです。また新しい生活が４月から始まるんだな～って実感しました。
４年前もあれから幼稚園入園とかブログ開設とか再就職とかあって。
ああでもあの時トリノで見た夢の続きはまだ実現していないんだなあ、、。
”Ｉｍｐｏｓｓｉｂｌｅ　Ｄｒｅａｍ”まだ心の片隅で信じています。

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